2009年11月11日 (水)

2009鮎 総括

皆さん、今シーズンの鮎釣りはどうでしたか?

私はGWの有田川特採から始まり、10月7日の円山川での納竿まで釣行66回あっという間の5ヶ月間でした。

 揖保川はというと解禁までに小規模な冷水病が3度ほど発生したが、解禁後は目立って発生しなかったのは幸いではなかったかと思う。しかし、放流されてから長いこと渇水状態が続いたために、鮎は一か所に溜り追い気もまったくなかった。これは川幅が狭くなり鮎の密度が濃くなったために、縄張りを誇示して他の鮎を追い払うエネルギーを使うよりも群れで苔を食ったほうが効率が良いと考えているからそうなるのです。
 それらを釣るには仕掛けで対応することを余儀なくされたわけだが、鮎が溜まっている場所を見つけることができなかったり、従来通りの友釣りをしていると釣果の差が大きく変わったのではなかったかと思う。
面白いことにこれは揖保川だけではなく全国的にこのような傾向にあったようだ。
 上流の三方川、引原川ではそれなりの釣果があったものの本流ではカワシヲクサが猛烈に繁茂し、そうでない瀬肩、流芯ではトビケラが巣食っていて釣りにならない状態が長く続いた。
しかし、それなりの雨は降るもので今シーズンの揖保川での大会では平水以下での試合はなかったほど、前日や数日前に増水するといった私にとっては辛いトーナメントシーズンとなった。

6月中旬を過ぎると場所荒れと場所ムラが酷くなる。
本流も相変わらず釣りづらいので日本海側への遠征が増えるようになった。
この日本海側の数河川の天然遡上がすこぶる良く、漁師的には数型とも往復5時間かけて毎日通っても見合うものだった。

P1070178_r

7月に入るとようやく梅雨らしくなるものの、揖保川では増水で釣りにならない日々が続いいた。
救いは地元の夢前川が1日に解禁していたので、増水といっても普段揖保川で釣りをしている者にとっては苦になるような水位ではなく、増水のほうが良く釣れる河川なので爆釣とはいかないまでもそこそこの釣果があった。
長雨も南部ばかりで日本海側河川はほとんど影響がなかったので時間があれば其方へ走るか、自宅から歩いて行ける釣り場に通う。
8月4日には依然として水位は高いものの、ようやく揖保川本流へ入れるようになり、高水で尺近い良型の入れ掛かりを味わう。単にひと月余り竿が入ってなかったからではないかと思ったが2~3日は楽しむことができた。
おそらくこの良型の鮎は10月生まれで早熟タイプのものではなかったかと考えます。釣った中には既に子を持った個体もあったし、尻ビレではやくから雌雄が判別できる状態にあったのです。
話が前後しますが、この時点で尺鮎フィーバーを期待してはいましたが、9月20日前後を境にこのサイズの鮎はさっぱり見かけることができなくなりました。
 さて、これから本流で本格的に釣りができると思ったのもつかの間。
8.09の未曾有の大水害
お隣の千種川(佐用川)では多くの死者が出、揖保川筋でも多くの被害が出た。
被災地や河川を見たり被災者の心情を思うと揖保川では釣りをする気にはなれず、この時点で揖保川は実質納竿となってしまった。

 鮎の需要も減ってきたので釣行回数が減るものの、興味深いダム湖産が上る河川と出会い幾度となく通うこととなった。
鮎は小さくお世辞にも友釣りに合う良い鮎とは言えないものの、繊細な釣り、追わない鮎を釣るための練習にはこの上ないターゲットだったのは間違いない。この河川はこれから先もしばらくは通うこととなるのではないかと思う。

0905_046_r800


 総数も久しぶりに3000を超えたので自分的には満足の年だったが、2河川で8日で800匹を稼いだので技術的に上達したのではないのは間違いないし、今年の友釣りが好調であったとは言い切れないのではないかと思う。
揖保川でいうと、釣行19回で平均が29匹だから例年より少し良い程度だ。私の場合は釣れないと判っていれば竿を出さないので完全なデータとは言えないかもしれない。
それでも、三桁超えを記録したのは8回でそのうちの1回は昨年に広瀬で記録した念願の200匹超えをあっさりと抜き去るような釣果には自分でも驚いた。
揖保川解禁の101匹を除けば全てが天然遡上の河川だから、如何に天然アユが上る河川が大事かって事がわかる。

 揖保川は初期の渇水、中期の増水、後期は水害で鮎が流れ魚影が薄くなっていずれも満足できない状況であったとおもいます。
しかし、毎年であれば見かけることも少ないはずの親になる鮎が増水で下流へ流され、網で大量にとられたとはいえど、例年よりははるかい多い数の鮎が産卵行動に加わったことには間違いなさそうで、その後も鮎の産卵、稚魚の生育に好条件となる水が良いタイミングで出ているので俄かに来年の遡上に期待しているのはわたしだけでしょうか?
兵庫にある漁協は支流は別としてほとんどが海とつながっています。安定した漁獲高を確保するには放流事業も大切でしょうが、天然遡上にかなうものはないです。
特に今年はいま取り組まなければならない課題があるのではないかと感じた年でした。

 毎年言っているとは思うけど、その年によって釣れる釣れないはあるものの、どのような釣りであっても天候次第。こと鮎に関しては1年で世代交代が繰り返されるために、その他の魚よりは季節の変化、気候の変化に対しては更に敏感でないかと思う。

 これからはストーブリーグに入ってしまいます。すでに、訪問者数も150人前後と激減してしまいましたが、竿や仕掛けのネタを書いていけたらと思っていますのでちょくちょく覗いてやってください。


| | コメント (2)

2009年11月 1日 (日)

竿の手入れ

早くエントリーしないとと思いつつ今日になってしまいました。
と、言いますのも私自身が納竿したのに竿を仕舞ってなかっからにほかなりませんww

さて、一年間お世話になった竿ですが普段の釣行では帰ってからバラして干しているだけです。
シーズン終了にはシーズン中の汚れを綺麗に洗ってなおしておきます。
手入れの仕方ですが、表面は一般の食器用洗剤を使って洗います。内部は傷がつくといけないので水を通すだけで十分です。
よくすすいだのちに余分な水分を拭き取り、倒れないように立てかけるなどして4~5日自然乾燥します。


R800001

そして組み上げて来シーズンまで仕舞っておきます。
よく、ワックスをかけてから仕舞う人がいますが、ワックスはシーズン開幕時にかけたほうが良いです。

そのワックスですが釣り具メーカーなどから色々と発売されていますが、私はカーワックスを使っています。
一口にカーワックスといっても色々とありますね。
勿論、研磨剤が入っていないのもを選んでください。
本来ワックスというものは油脂成分でできているものを言います。カルナバロウなんて言葉を聞いたことがあると思いますがあれはパラフィン(ロウ)なんです。
私がいうワックスはポリマーコーティングのことで高分子ポリマーとは「ロウ」などの油脂成分に依存することなく100%化学物質の高分子(ポリマー)を塗装表面に被膜形成または結合させるものです。
ですので、今の竿の塗料には相性が良いようです。
そのポリマーの中でもフッ素、珪素、テフロン樹脂などがありますが、珪素(シリコン)が良いらしいです。
最近は無塗装の竿もありますが同じようにシリコン系のワックスを使っています。

最近はそうそう竿も買えないので大切に使いたいですね。

| | コメント (18)

2009年10月25日 (日)

普通救命講習

久々の更新です。
鮎も終わり、例年であればほぼ毎日のように夕方からエギングに出かけている季節なのですが、今年は記憶にないほどの不漁です。行けば幾らかは釣れるのですが、釣れないくせに人の多いことったらありません。
トラブルも多いです。
道具を揃えて釣りに行く前にマナーを勉強して行ってほしいものですね。
そんなわけで、現在は引きこもってますww


本日は飾磨消防署であった普通救命講習へ参加してきました。

R800001


ずいぶんと前になりますが、子どもが小学生の頃に心肺蘇生法の講習などをやっていたように記憶しています。
今回参加したのは普通救命講習です。
本当は上級講習に参加したかったのですけど、今年は開催しないとの事。
これでこの講習を受けるのは3回目になるのですが、前回受けたのは8年ほど前でAED導入以前で上級ではないですが受講してきました。
年数が経っているので人工呼吸と胸骨圧迫回数の比率と回数が変わっていました。
更に2010年には変更があるようです。

R800005


一般公募で自発的に参加された方ばかりだったので皆さん熱心に受講されていました。
内容は心肺蘇生法(人工呼吸法・胸骨圧迫)とAEDの使用法です。
VTRを見ての講習と実際に人形を使っての救命措置の方法を学び、最後に簡単なテストがありました。

まったく難しいものではなく誰にでも受講できますので興味ある方は各自治体の消防局のHPで開催日を確認してください。

因みに普通講習は3時間
上級講習は8時間となっています。

001


AEDを設置する施設や店舗も徐々に増えつつありますが、あってはならないと思いつつもいつ何時このような現状に出くわすか分からない時のために備えておくことも大切なのではないでしょうか?

| | コメント (12)

2009年10月 7日 (水)

納竿

本日の円山川をもって今シーズンの友釣りを終了しました。

総数:3021匹
釣行回数:66日
平均匹数:45.7匹
平均時速:8.43匹
その他:トーナメント11戦で141匹
三桁超え7回、200超え1回

残念ながら9号水害以来、揖保川を納竿としましたが、初期の渇水と他河川に助けられた形となり、久しぶりに満足のいくシーズンを無事に終えることが出来ました。

尚、今シーズンの総評は後日にUPします。

お疲れ様、ありがとうございました。

| | コメント (32)

2009年10月 3日 (土)

カワウ・リサーチプロジェクト

今日は「兵庫県 人と自然の博物館」で行われた川鵜セミナーに参加してきました。

 人と自然の博物館は三田市のフラワータウンにあるのですが、今年の6月に発見されたT-REXの祖先である白亜紀前期に生息していた丹波竜(ティラノサウルス類)の前歯が展示されていると言えばご存知の方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今回は現地観察会もあったので三田市立「有馬富士自然学習センター」内で行われました。
募集20名に対して参加者は11名で、その内の8~9名はやはり野鳥愛好家の方のようでした。
 
 講義の内容は川鵜の生態学・歴史・問題・対策の現状・対策内容・兵庫のカワウ・実習とあったのですが、私のような漁業からみる者は少ないように感じましたし、講義の内容からも川鵜の生活史の中で漁族からの論点はなかったです。

P1090700_r800

殆どが知っている内容ではありましたが、データや数値が判ったのは大きな収穫でした。
今日も含め3回のセミナーがあるので、最終的に判ったことを釣り師から見たレポートとして書こうと思っています。

あっ!!3回目のセミナーは2月なんで忘れてるかも知れませんww

| | コメント (4)

«8本イカリ