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素朴な疑問

一昨日だったか探し物があったのでネットサーフィンをしていて,面白い物を見つけました。
緯度経度を入力すればその直線距離が割り出せるってプログラムなのですが,これがあると何かと便利ですね。とりあえずこのオフシーズンにはこれを使って釣り場までの距離を河川地図に反映させて見たいと思います。

そんなわけで,何が疑問で気になっていたかと言うと。。。
揖保川では山崎やそれより上流でも鮎の産卵が行われます。もちろん気象条件や気温・水温,もっとも大きい要因は水量なのですが,どの辺りまでの孵化した稚魚が海までたどり着くことができるのかと言うことです。

で,計算してみました。
必要なデータとしては川の流速と海までの正確な距離なのですが,今までは国土交通省の観測所の位置に海からの距離が記載してあったので,それを使っての計算でしたがあまりにも観測地点が少なかったので非常にアバウトでした。しかし,今回はこのプログラムのおかげで正確な距離がでました。川の中心で川が曲がった個所は曲がったなりに距離を出せますからね。
問題は川の流速ですが,これは観測地点間の水位の時間差で割り出してみました。正確さをを求めるならシーマーカー (水難事故等で使う海面染色剤)のようなものを流して実験すればよいのでしょうが,流石にここまでは出来ません。
川には瀬もあればトロ場や堰堤もありますので,正確さには欠けますが距離が長いので平均値は出ているのではないかと思います。

これで流速を求めた結果龍野から下流が0.15s/mで山崎~龍野間を20s/mとしてみました。
鮎の稚魚は孵化してから腹部に付いている「卵黄」が体内に吸収しつくされるまでに4日間しかありません。暗くなってからしか川を降下しませんので,この時期の暗い時期を12時間とすると12h×4d=48hで48時間以内に海にたどり着かなければ生き残るのが困難です。
0.10s/mを時速に直すと360mです。龍野橋から海までが13.489mですので37.47時間になります。残りの時間を0.20s/mで距離を出すと7.6kmとなり,龍野橋から7.6km上流となると新香橋となってここまでなら孵化しても海までエネルギー的には無事に辿り着けるのか?

う~ん。。。となるとこの辺りで瀬付の雌鮎をわ~わ~と言って釣っているのは来年の資源の乱獲か?生存率を少なめに見て5%としても,1匹の雌が20000個の卵を産みますから1000匹で2匹の雌を釣れば2000匹。。。?
かといって釣らないでも網で獲られてしまいますよね。他河川のように10月の10日くらいから前面禁漁にしても良いのではないかと思うのですが,皆さんはどう思われますか?

んな訳で自分的にはスッキリした日でした。(^0^)
もちろん前記したように自然環境に左右されますし,データも曖昧ですから今回の計算は私独自のものとして,参考にしないようにお願いします。

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鮎・友釣り」カテゴリの記事

コメント

四国河川は大体10/15で全面禁漁で12/1落ち鮎解禁にしてますが、今年は四国河川どこも良くないですから来年がかなり不安です(;^_^A
でも今はグレの方で頭がいっぱいです(笑

投稿: 紳ちゃん | 2007年10月22日 (月) 21:19

>紳ちゃん
最近は産卵も遅れ気味のようなのと,海水温が高いために12月や1月生まれの鮎が多いようですね。
遅生まれの親は産卵も遅いようなので,12/1の再解禁も遅らす必要があるのではないかと思います。
あ~尾長釣て~!!
状況が良くなったら教えてくださいね(^0^

投稿: 渓人 | 2007年10月22日 (月) 22:42

 下野の橋はギリギリ降海可能域ですか。個人的な推測とはいえ、しっかり計算して調べられましたね。遡上や降海については、よく「この辺までは大丈夫ちゃうか?」と経験と勘から仰られる方もいようかと想像しますが、実際に客観的なデータから計算してみて判断材料の1つになさるところが渓人さんらしいですね。

投稿: セキレイ | 2007年10月24日 (水) 21:17

>セキレイさん
この事柄は以前から気になっていたのです。
いかんせん距離のデータがなかったもので、放置していたのですが、cm単位まで距離が出たので計算してみました。
ただこれは-20cmの水位データでの計算ですから、増水すればもっと上流の稚魚も海までたどり着ける計算になりますね。

投稿: 渓人 | 2007年10月24日 (水) 21:35

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