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基本回帰

さて、揖保川の友釣りが解禁して2週間が経ちました。
解禁日からしばらくは大釣りの釣果が聞かれましたが、当初から渇水で鮎が群れて良型から釣られていくのでサイズもワンランク下がって釣れ難くなってきたかもしれません。
しかし、逆に釣れる場所釣れない場所、時間帯もはっきりとしてきたのでそれを分っていれば満足のいく釣果になるのではないかと思います。

・まず、天気は晴れた日です。
・曇りであっても気温が高ければ大丈夫。

・時間帯は10時以降3時まで。
・ポイント的には流れの中にある深み、水面にシワのある部分。
・色は青白い、又は薄いきつね色です。
これは上流です。

本流は
・10時から6時で、上流とのタイムラグがあるのは上流に対して水温が下がり始めるのが遅いために生じます。
・トロ場からのかけあがり。
・トロ場からの最初の瀬・瀬肩。
・比較的浅い場所でも釣れる。
・上流と同じように白く見えたりきつね色に見える場所なのですが、虫が食っているためにそう見える場所も多くあるので鮎が食っているかどうかは確認する必要がある。
・黒く光っている場所。

上記の事を踏まえると、現在は釣れにくい本流でもそろそろ気になってくるポイントが多くあります。
川を見ても釣れそうな場所が増え始めました。現在は釣り人もいませんし、私もまだ竿を出していません。それは他に確実に釣れる場所があるからです。

このような状況ですが、皆さんの釣果はいかがでしょうか?よく釣れた人、全く釣れない人と極端ではないでしょうか?

私は前者です。
今年は私の得意とするところの渇水での泳がせ釣りなんです。
釣り方はめちゃくちゃ簡単で泳がせているだけでOKです。
仕掛けも泳がせなのでナイロンで十分です。極端に細い仕掛けも必要ありません。
問題は針なのですが、私は5種類ほどの針を使い分けています。
本来であれば数種類と言えば針自体の形であったり号数なのですが、今年の場合は4本イカリ・チラシ・ヤナギ・ロングハリス(ヒゲ付き)。。。と全く違うタイプの針の使い分けをしています。
要は追わない群れアユ、若干底から離れている鮎に対してのタナの違いからなる針合わせなんです。
これが今年の今の状況にとって非常に重要に思われます。
それでは友釣りではなく引っ掛かっているのでは?と言われそうですが、説明するには複雑すぎるので書きませんがそうではないと言っておきます。
しかし、皆さんに期待するやる気満々真っ黄々の鮎を釣る釣りで無いのは確かです。
ここになってようやく縄張りを持つ鮎が見え始めました。それもやはりトビツキの鮎なので直ぐに釣られてしまっているのが実際のようです。
あと、釣り人が気を付けるのはオトリは小まめに交換すること。
針がちょこっと引っ掛かるだけの場合が多いのでオトリが元気であれば違和感があってオトリと野鮎の引っ張り合いによって針が深く刺さりこみます。
そしてもう一点は群れアユにオトリが馴染みすぎると掛かり難くなります。顔見知りになるのか泳ぎ方が同じになるのかは定かではありませんが、サラオトリであっても10分も群れの中で掛からなければ交換すると速攻釣れる場合が多いです。

次に釣れなかったら皆さんが良く口にされる「冷水病」ですが、ハッキリ言って出ています。
出ていたといった方が正しいでしょう。
大増水の少ない現在の環境に至っては残留冷水菌が多く残っていますので、川に放された時点で鮎の多くはキャリアになっていることは間違いなです。
場所は伏せますが4月26~27日、5月10日前後、5月26日前後に確認しています。
いずれも大きな被害が出るようなものではありませんでしたし、現在も鮎は多く見えているはずです。
病気が関係なくはないとは思いますが、動植物による生態系の変化や対病性の強い種苗の放流等が複雑に絡み合っての今の現状があるのではないかと私は考えています。
こう書くと難しいと思われるかも知れませんが、私がそれなりの釣果を上げているので間違いのない事実です。
放流河川での冷水病は必ず発生すると言っても良いような状況であり、それがいつ、どれくらいの規模と期間で出るかが問題なのです。ですから、少々のことで大騒ぎをするようなことはないと思います。

たまにちょろっと来ては掛からんから病気だとか、揖保川の鮎は群れアユで養殖そのものだとかノタマウお偉いトーナメンターさんがいらっしゃいますが、どこを見てモノを言うとんじゃ!!って私は言いたい。
私なんか毎日のように川を見ていても分らないことだらけ、地元の人でも「冷水が出た冷水が出た」と言う方も見受けますが本当に自分で竿を出して細かく見ている人なんて1人もいませんから。。。
勘違いがあっては困るので加筆しておきますが、その地区に特化した方はいらっしゃいます。ただ、住んでいる地区に限ってですね。

ちょっと過激になったかも知れませんが、愛する揖保川が貶されるのが許せないだけです。
前評判の良かった河川もここになってブレーキがかかったようですし、当初から釣れない河川も多くあるようです。
その点で言えば場所ムラはあるにしても安定しているのは揖保川だけ?と思うのは私だけではないのではないと感じています。
季節も進めば状況も変わってくるでしょうから、情報は正しく受け止め発信側も正確に伝えるようにしなければならないのではないかと思います。

さて、今年もゴミが目立ちます。
河原で食べた弁当カスに空き缶、煙草のポイ捨て。。。
ゴミを捨てるものは揖保川に来ないでください。いや、釣りをする資格はありません!!
毎日のように拾ってはいますが、キリがありません。
ご協力よろしくお願いします。

最後に読み直して気が付きましたが、タイトルの基本回帰は今年はナイロンの泳がせ釣り
最新の道具や仕掛け、釣技などいらないってことです。
基本にもどって友釣りを楽しんでください。

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鮎・友釣り」カテゴリの記事

コメント

「顔見知り」
的確な表現、と思いました
これで、すっきりするものがありました

良くこのサイトを訪問しています
何時も明確な分析有り難うございます

投稿: RA | 2009年6月10日 (水) 15:34

渓人さんだからこその所見であり本音ですね。ここ最近は渇水で近畿の各河川が不調な中で揖保川は場所ムラはあるにしてもどこかしらで素晴らしい釣果が報告されるのも事実ですしね~
まっ、渓人さんは揖保川を隅々まで見られている訳ですから2,3日で状況も良くも悪くも変化に敏感でしょうし釣果も出しておられるし説得力もありますわ(^^♪
さて水曜日の夕方現在、久しぶりに近畿にまとまった雨が降りました!これで川の状況も一変する事でしょうね!
今週末あたり(天気予報では日曜が晴れ)いい方向で変貌する各河川のニュースが飛び込んでほしいもんですわ~

投稿: ぱた | 2009年6月10日 (水) 16:24

 昨日はお世話になりました。 明日はマスターズ予選なのに、恵みの雨というか、??の雨というか、、、。
 明日は頑張って下さい。 影ながら応援させて頂きます。
 僕もシマノで勝ち上がって揖保川でしてみたいです。
 
 

投稿: アフロ犬 | 2009年6月10日 (水) 17:00

>RAさん
スッキリしましたか(^^
お役にたてて光栄です。
私はオラが川、オラが鮎的な考えはないので、高齢化で衰退していく友釣り業界をなんとか活性化して欲しいと願っているものの一人ですから、これからもどんどん発信していきたいと思っています。

投稿: 渓人 | 2009年6月10日 (水) 17:35

>ぱたさん

でしょ?晴れてさえくれれば60匹はクリアできると思っています。
確かにこの匹数は川見やポイント選び針合わせができての話ですが、良い場所に入れば一般の方でも30匹以上の鮎を釣っておられるようですよ。

投稿: 渓人 | 2009年6月10日 (水) 17:39

>アフロ犬さん

もともと増水が苦手ですから、この雨は私にとっては恵みではありません(><)
しかし、鮎は動かないと思いますのでここと思ったところで粘りますわww

投稿: 渓人 | 2009年6月10日 (水) 17:41

冷水病の分析は、まさに的を射てますね。
私自身、今年釣っている川では坊主の豊川以外は全て冷水病を確認しています。

それでも、それなりの釣果は上げていますから(渓人さんに比べれば大したことはないですが)、冷水病=川がもうダメというのは違うと感じますね。
本当に酷い状況の所は少ないでしょう。

振草なんかじゃ冷水が出たと言われる中ガンガンに群れバミしてる鮎を掛けてますからw
とはいえ、まだ黄色い鮎はほとんど釣ってないのはちょっと寂しいですけどね。


オトリ顔見知り説は面白いですね。
とりあえず、群れに馴染んでも掛からない鮎にはまず竿の角度を変えたり、オバセを大量に入れたり、上方テンションを掛けてみたりして泳ぎに変化を持たせてみますね。
それで掛かれば儲けものですしね。
それからオトリを交換してます。

それにしてもヘロヘロでも不思議と野鮎を連れてくるオトリもいますね。
そういうオトリだと、横になる寸前まで弱っていても、引き船から引っ張り出して、ヘロヘロと泳いでいったと思ったら一発で目印が吹っ飛びますしw

投稿: 豊川巴 | 2009年6月10日 (水) 18:51

さすが、の意見ですね。

いつも側で釣りに限らずお供することが多いですが
勉強になること、為になることが多く、先生・・・と
呼んでやろうかと思うのですが、たまに先生以下の
こともあるので止めています。(爆)爆)爆)爆)

投稿: サルモサラー | 2009年6月10日 (水) 18:54

 まぁ、見事に一般のパターンにはまっています。
 解禁当初、釣り易い鮎を30ほど釣りましたが、こないだの日曜日はコケてました。
 仰るとおり、鮎は多いですね。
 最近私もナイロンの釣りが好きになってきているので、今年は基本回帰で楽しみます。

投稿: セキレイ | 2009年6月10日 (水) 19:19

>豊川巴さん
これが面白くって地域は違っても毎年全国的に似通った状況が起こっているんですよね。
ハリスの長さでったり、形状であったり、他にも色々と共通点があります。
各地に友人がいると面白い結果になりますね。
ですから、中部であっても似たような状況なんでしょうね。

今年はテンションをかけたり誘いを入れるよりも、オトリを交換してナチュラルに泳がせた方が良い結果になるようです。

投稿: 渓人 | 2009年6月10日 (水) 19:26

>サルモサラーさん
なんでやねん!!
師匠と呼ばせてあげよう(爆爆

投稿: 渓人 | 2009年6月10日 (水) 19:45

>セキレイさん
一般のパターンですか。。。
割と苦労しているのですけど(^^ゞ

投稿: 渓人 | 2009年6月10日 (水) 19:49

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