ダム湖産あゆ
近年はダム湖産が話題に上ることが増えてきました。
ダム湖産と言えば鹿児島県の鶴田ダムや岐阜県恵那市の阿木川ダムが有名ですね。
しかし、兵庫県内にもダム湖産の遡上が見れ、尚且つそれを釣ることのできる河川があります。
一つは川西市の一庫ダム。もう一つは今回行ってきた朝来市の銀山湖です。
この二つの共通点といえば、放流種苗として揖保川産の人工鮎が放流されているということです。以前は湖産アユの放流がされていましたが、4~5年前から揖保川産に切り替わっています。
頃を同じくしてダム湖産の遡上が見られるようになりました。
揖保川産がダム湖産に成り得るのか?以前に放流されていた湖産アユが繁殖したものかは定かではありません。
揖保川産とて毎年のように違った種苗が放流されていますし、その年においても何種類かの種苗があるわけですから、それらが秋に産卵したものが翌年に遡上するのか、ダム湖産が産卵したものが代を重ねているのか非常に興味深いものとなります。
で、7月1日の解禁日に行ってみました。
昨年の解禁日には地元の方が束釣りをされています。今年の遡上はそれの3倍だとか。。。
しかし、今年は遡上があるということで魚が滝から下流は放流されていないそうです。
逆にいえば大きな水が出ていないので滝から下流は全て天然物のはずです。
まずはそのダム湖産狙いで下流部へと向かいました。
こんな感じでロケーションも最高ですし水も綺麗です。
川底もそこそこ磨かれています。
透明度が高く水深も浅いので鮎は丸見えなんですが、非常にちいさいです。
追い気のある縄張り鮎はまったく見つけることができませんでしたが、なんとか手にとって見てみたいので岩盤についている極小さな群れを鉛を駆使して釣りました。
ほとんど交通事故を待つような釣りですが。。。ww
可哀そうなくらいちっちゃな鮎でしたが綺麗です。
見えるのも釣れるのも平均4gといったところでしょうか?
調べていくと、このダム湖産は大きな年と小型の年が交互にやってくるそうで、どうやら今年は小型の年なのかも知れません。
秋までには何度か訪れて調査してみたいと思います。
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コメント
いゃー、
見てると可愛い鮎ちゃんですねー(^o^)
でも釣ると全身の力が抜けますけど。
ダム湖産の鮎って結構多いみたいですね、
投稿: 大阪のまな | 2009年7月 5日 (日) 04:08
まさに渓流ですね~
そんあ渓流に天然遡上って不思議なロケーションですな!
せめてそのおチビさんたちが15センチくらいになったら遊びに行こうと思います。
つ~か、今シーズンで成長できるんやろうか(爆)
投稿: ぱた | 2009年7月 5日 (日) 05:00
ご無沙汰しています。
大きな年と小型の年が交互にやってくるて面白い現象ですね。琵琶湖産の鮎は琵琶湖で生活していたコアユの産卵したものが翌年は川に遡上し大きくなり、その鮎の産卵したものが琵琶湖で生活するサイクルがあると何かの書物で読んだ記憶があります。その川も琵琶湖産と揖保川人口産の鮎が因果関係が有るかもしれませんね。昨日、安曇川広瀬の解禁に行ってきましたが先日の雨で20cmほどの高水に収まっていましたが垢が飛び残り垢狙いの釣りでした。周り釣り人はあまり竿が曲がりませんでしたが運よく15~20cmと広瀬では大きいサイズが25匹とそれなりに楽しめました。先日の増水で琵琶湖より遡上があり餌釣りの人は10cm前後の鮎を良く釣っていましたので終盤に束釣り目指して釣行されたら如何でしょうか。
投稿: 京の釣師 | 2009年7月 5日 (日) 11:44
色んな意味で興味深い川ですね。
その辺りは、県内でも一番自然の残ってるところでも
あるでしょうから、鮎だけで無くとも訪れたいところです。(^^)
しかし、自然が豊富であって「ダム」湖産・・というのが
面白いところですが。(^^)
投稿: サルモサラー | 2009年7月 5日 (日) 13:02
>大阪のまなさん
成長すると美鮎に育つと思われます。
最近はダム湖産もよく聞くようになりましたね。
冬場のダムの水温と水深に関係があるようですが、どの種苗がダム湖産に成り得るのか今後の研究が急がれますね。
投稿: 渓人 | 2009年7月 5日 (日) 22:15
>ぱたさん
う~ん。。。
15cmになるかどうかは微妙です。
できることなら滝から下は網入れ禁止にしてほしいですね。
投稿: 渓人 | 2009年7月 5日 (日) 22:16
>京の釣師さん
もともと湖産は海産の陸封なので、海産系人工産もダム湖産になり得るのでしょうかね?
広瀬に行かれたのですね。
実は釣行予定を立ててはいたのですが、白川になったと聞いたので止めました。
当初は瀬切れで遡上もできなかったようですが、これでどっと上がってくれることを期待します。
投稿: 渓人 | 2009年7月 5日 (日) 22:21
>サルもサラーさん
でしょ?
生態系でいうとどうかとは思いますが、健全なる鮎が上ってくるのは魅力ですよね。
投稿: 渓人 | 2009年7月 5日 (日) 22:23
今月の釣り人になにやら載ってたような。。
陸封型の鮎の代表として「琵琶湖産」がありますが、元をたどれば海産に行き着くとか・・・当たり前なのでしょうかね?
例えば、池田湖の湖産等と琵琶湖産の遺伝子には相違があるとか。他のダム湖産の調査によれば、池田湖産と同じように海産遡上の遺伝子と同じとか。
よって、琵琶湖産以外のダム湖産は「海産」が元になっているのではないか(由来する)とか。
近年は「ダム湖産」が多く見つかっており、特に西日本で確認されているようです。もともと暖かい地方で多く繁殖する種なので、地球温暖化の影響も有るのではないか、とか。
難しいですね。
ボクは単純なので、釣れれば楽しいです。
今年の伊豆の小河川では、天然の20cmオーバー掛かってきます。お話を聞いたら、2月末には昇ったとのこと。
そんな川ばかり行ってます。
投稿: 太ハリス | 2009年7月 7日 (火) 12:48
>新ちゃん
高橋先生連載の記事ですね。
私も海産系人工産が由来していると考えています。
それらが育つには冬場の水温が4度以上で水深が40mないと餌のプランクトンの層ができないために死滅してしまうそうです。
放流魚の病気の弱さを考えると、たとえダム湖産といえど自然淘汰された天然遡上があるというのは願ってもない話だと思います。
私も釣れればなんでも良いのですが、あちこちと訪れてみると天然物の美しさやんちゃさには魅かれるものがありますね。
投稿: 渓人 | 2009年7月 7日 (火) 22:25