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2010年9月の31件の投稿

独り三昧

 今日は9月30日
渓流釣りをする方なら分かると思いますが、明日から来年の春まで禁漁となるので、今日が今シーズンの渓流釣りの竿納めです。
ブラックのメンバーも忙しそうなので誘わずに一人で釣行。そう言う私も休めるかどうか微妙だったのですが、なんとか現場をやっつけてギリギリセーフってところです。

 さて、本日のパターンはエギング→渓流→鮎→エギングの予定です。
道中は例によって鹿の大群に突っ込みそうになったりイノシシにぶち当たりそうになりながらの走行でした。なんだか年を追うごとに奴らが増えているような気がするのですが。。。(^^;
そんなこんなで浜坂に釣着したのは夜明け前の午前4時半です。
南部は朝から雨の予報ですが、北部は一日中曇りのようで雨にはあわないで済みそうです。
気温は16度、北東の風微風です。しかし寒い。
エギングロッドをリグるにも手がかじかんでガイドを通りません。けっして老眼でガイドが2個に見えるわけではありません(;;;´Д`)

なんとか仕掛けを作り終えて、3.5寸の餌木をチェストー!!
着底までに煙草に火をつけようとしたら、ロッドをひったくって行きます。
慌てて合わせるとサミング中でベールも起きたままでした(爆爆
久しぶりのグイングインを堪能しながら取り込んだのはコイツですが、真っ黒になって怒ってます。

20100930_r001

情報ではコロッケ~とんかつサイズと聞いていましたが、なかなかの良型でこの後もほぼ同サイズが5ハイとコロとんサイズが10ハイほどと大満足で最低数の土産は確保。
明るくなりかけたのでヤマメ退治に向かいます。
そうは言っても浜からポイントまでは15分もかかりませんので近いものです。
例によって餌の川虫採りから始めます。オニゲラとクロカワをガサガサっとやれば一時間分位の餌はすぐに採れます。9月の頭に豪雨があったために川は比較的きれいになっていますし、水際の葦も寝ているので歩きやすいです。

いつものポイントのいつもの筋、そしていつも一投目。。。

20100930_r002

26cmです(^^)v
この川、このポイントは絶対に外しません。
釣れるのが分かったので竿を本流80から零タイプの75に持ち替えます。
折角なんだから引きを堪能してやろうという魂胆です。しかし、仕掛けは0.2号のままです。
たまには違うポイントも行こうかとは思うのですが、下流部は友釣りや網が入りますし、上流は一気に川幅が狭くなるので8mの竿がびゅんびゅん振れるのはこの辺りだけなんですよね。
一人で歩くと全てのポイントに竿が出せるので、数はそこそこ出ます。
4~5匹釣ったところで葦の草むらの中で猪がのたくっているようなので逃げるように場所移動します。
少し上流へ車移動し、いつもの年なら葦で歩けないポイントを釣り上がり2時間ほどでこのと~りo(*^▽^*)o

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皆さんにお帰り願って、下流へ鮎を釣るために移動です。
これも本来なら10分程度の移動ですが、オトリを買うのに海まで出なければなりませんので30分ほどかかります。
場所は七釜温泉付近です。
橋の上から見るにはまだまだ鮎はみえますし、ヤル気もあるようです。
鮎の詳細は書くほどの物でもないので端折りますが、鮎はまだまだ若いのでもう少し釣れそうな気がしました。

20100930_r009

6時間半で49匹はまずまず?いや、この時期であれば上出来でしょう。
くたびれたので4時半には納竿とし、帰り支度をします。
エギングは十分ごちそうさんなのですが、実はちょっとした目論みがありました。渓流釣りで歩いていた時に良型のライズを見つけていたからなんです。
そう、帰りがけの駄賃に釣ってやろうと。。。( ´艸`)プププ

 橋の上から確認すると相変わらずライズしていました。
これから釣られるとも知らずに。。。
ジャージにサンダルのまま河原まで降り、裾だけをまくってじゃぶじゃぶと入りますが、素足だと冷たい事といったらないですね。
これは早い目に勝負を決めないといけません。
ヤル気はありそうですのでラインで軽く水面を3回ほど叩き、本命の鈎を打ちます。
逆さ毛ばりですから誘いをかけながら流します。
すると、モソッときれいに捕食する出方をしてくれました。

20100930_r012

結局、写真を取るのにしゃがんでいてケツが濡れちゃいましたけど(^^ゞ

毎年のように今年は季節がおかしいとか、10日早いだ遅いだなどと言っていますが、今日も一日曇りでもしかしたら小雨があるかなんてはなしでしたが、時折ですが薄日が差してくるような変な天気でした。
しかし、この川ですが渓流・鮎とも十分に堪能でき、春には山菜、秋はエギングと私を十二分に満足させてくれるのでありがたいです。
必ず来年もこの川は期待に応えてくれることでしょう。

さて、鮎の納竿は少し先送りしましたが、今シーズンの渓流はこれで終わりです。

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群れ鮎 まとめ

 今回、書いてきたものは揖保川や近隣河川の放流物の話です。
所謂、人工産であったり湖産の畜養や半畜の鮎です。やはり池で飼われているので特に群れやすい傾向にあるようです。
 これが天然遡上物であれば塊であったり団子での群れといった風なものは少なく、縄張りを持たないまでも個々で石に着いている場合が多く、「着かず離れず我関せず」といった感じです。
この天然遡上の物の群れに関してはまたの機会に書くこととします。

 話を戻しますが、放流河川で釣っている場合の釣果の多くはこの群れ鮎であることを常に念頭において釣りをするようにしなければならないです。
その為には群れがキリモミ状態となって苔を食む場所、回遊コースの見極めが大切である事。
それらを釣るには間違った竿を操作をしてはならない事が大切です。
 これらを理解した上で釣るには良いでしょうが、こればかりを狙っていては釣果も伸びませんし、第一に友釣り自体の面白味もなくなってしまいます。
ただ、放流河川ではこれらを攻略しないと釣果が伸びないのが現実です。

 昨今の放流物、特に人工産では食みもないような場所で釣れる場合があります。
潜って見ても鮎は見えるがハミ跡が一つもありません。普段は何を食っているのか、また何処を食っているのか理解に苦しむ場合も多々あります。
普段からこのような鮎を相手にしようとは思っていませんが、トーナメントを戦う上ではそれなりの答えも必要なのかなとも思いますし、今後の課題としたいと思います。

さて、いよいよ関西地区では和歌山方面を残し終わりに近づきました。
今年はシーズンが長そうと言っていましたが、急に冷え込みんだのと先日の雨で一気に終わりが加速しそうです。
揖保川でも良型の鮎が釣れていましたが、魚も移動したでしょうからどこで釣れるかもボケてしまいました。
オフシーズンにはまた色々と書いていこうかと思っていますので、知りたい事などありましたらリクエストください。答えられるだけの事が書けるかどうかは疑問ですが。。。(爆爆

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旨い!!

 秋の増水の増水といえばコイツです。

ど~ん!!

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既に真っ赤になってますが、やっぱさいこ~に旨いですね。
本来は寒の時期が脂がのって旨いと言われるのですが、私はこの時期の物も旨いと思います。

毎年であれば秋の一発目の増水では大量に獲れるのですが、今年は水温が高いせいか僅かしか獲れませんでした。以前に比べると減少傾向にあるのは確かですが、次回の増水でハッキリすると思います。

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第2回下野カップ決勝大会

 さて、決勝大会当日です。
5時に静岡市内のホテルを出発し、本部会場のある富厚里橋(ふこうり)下流へ到着。
水位は若干下がって+10㎝の濁りはありません。
顔見知りのトーナメンターとおにぎりを食べながら暫し談笑。今回は3エリアだけなのと全て把握しているので余裕?です。
6時受付開始で開会式までの時間に着替えを済ませますが、こんなに寒いとは思っていなかったのでタイツしか持ってきてません。
これが後々にひびく事に。。。

P1130353_r

開会式の後、緊張のエリアと入川順の抽選です。
試合で緊張することは無くなりましたが、抽選だけは若干緊張します。
昨日も書きましたが各ブロック12人で4人抜けです。どのエリアでも良いので5番までを。。。
箱の中に手を突っ込みリボンを掴みます。

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おぉぉ~♪


。。。


いちばん?


。。。


ケツから2番目って。。。


それもAブロックかよ。


はい、この時点で終了です。
釣れる場所以外は時速1匹です。
いつものように詳細に書くのも面倒なので端折ります。
込み4で2匹足らずでした。

 後は全情報を君野君につぎ込んで観戦です。
本部へ戻るとBブロックで1番スタートだったはずのお友達が既に着替えてました。
本人の為に誰とは言いません。静岡の人です(爆爆
その人と一緒に君野君の観戦にいきました。
彼はBブロックの最下流に陣取っています。
更にCブロックの最上流には師匠がいました。

100925_103331_r


一か所で両名の観戦が出来るのはラッキーです。

各ブロックともデッドヒートで、Aブロックこそ2匹差でしたが、BとCは1位が10匹の2位が9匹となんとも僅差での勝負となりました。
昼食を挟んで3名による決勝戦です。
富厚里橋のやや上流から下流へかけての300mのエリアを3つに切って、40分交代です。
スタートはAから君野選手、天野選手、五十嵐選手です。

P1130357_r

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 君野選手と天野選手はヘチを丹念に探りますが、その竿抜けの瀬を釣った五十嵐選手が栄えある第2回下野カップを制しました。
詳しくはこちら

 さて、これで今年のトーナメントも終わりました。
早いスタートであれば安定した成績を残せるようにはなってきましたが、くじ運も悪く場所ムラの多いエリアでは惨敗しています。
運も腕の内とは言いますので、腕がないのでしょう。
来季までにはなんとか対策を考えておきたいと思います。

どこかにくじ運の良くなる神さんはないですか?
少々遠くてもお参りに行きますので教えてください(爆爆


 最後になりましたが、下見をサポートしていただいた新ちゃんにスーさん。
川小屋の長濱さん本当にありがとうございました。
そして、応援いただいた皆様にもお礼を申し上げます。
オマケのトドチャンもありがとう(爆爆


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第2回下野カップ決勝大会 下見

 現地から何度か更新をチャレンジしましたが、携帯電話での操作では長文を書いては消えを何度繰り返した事か。。。
PCに慣れているせいもありますが、携帯ででは操作ミスが多いです。
そんなこんなで遅くなりましたが報告します。

22日に自宅を出発。
その際には運転できないほどの土砂降りでした。しかし30分も走ると降っていないどころか、降った形跡もありません。途中で小雨はありましたが大阪付近では雷雨。名古屋付近では中秋の名月がキレイに見えるほど晴れています。東名に入ると大型が多く思った速度では走れませんでしたが、ほぼ予定通りの2時に到着。
自宅からは5時間弱で着きました。
待ち合わせ場所には既に豊川巴さんが車中で仮眠中。私も夜明けまでに少し眠る事にしました。
 朝になって関東の知り合いである新ちゃんと合流。新ちゃんのご友人である地元名手のスーさんも私の川見に付き合っていただけるとのことで何とも頼もしい限りです。
お二人が利用されている川小屋さんの一角をお借りして作戦会議?
私はこの「川小屋」のご主人である長濱さんとは初めてだったのですが、色々と川の事を教えていただき助かりました。
私はこの藁科川は今回で5度目になるのですが、幸運にも1回戦のエリアであは全て竿を出しているので川のかたちは覚えています。
スーさんがご用意いただいた航空写真でポイントを説明してもらいましたが、ほぼ掛る場所は当時と変わっていないようです。
 前情報では何日か前にカワジケをおこし、新垢がのり始めた頃に大きな水が出て現在に至っています。
関西ではこの「カワジケ」というのは耳慣れない言葉ですが、垢グサレしたコケが瘡蓋が剥がれおちるかのようにめくれあがる現象をいいます。剥がれるともちろん渇水であっても白川状態になるそうです。

 さて、作戦会議中も雨は降ったりやんだりしていますし、川も増水し始めて徐々に濁りも入っているようです。
竿を出すよりも濁る前に川を見たいとの私の希望で、4人が1台の車に乗り込み各所を見て回ります。
流石にジモティーのスーさんだけあって説明も的確ですし、増水ポイントも教えていただきました。安心したのは私の見立てとスーさんの意見が合致していること。前回に来た時と川は大きく変わっていなかったので私が記憶していた川相・ポイントと同じだった事ですね。
依然として雨は降っています。明日の予報も雨ですし、台風が関東地方に向けて一直線に北上を続けています。
余程でない限り中止や順延は考えられないので、上流や安倍川の支流も視野に入れ見に行く事にしました。
本流では清沢?から濁りが出ているようでそれから上はほとんど濁りは無し。安倍川の支流は狭いですが濁りなしの増水も無し。両方とも鮎はそこそこ見えました。
 川小屋に戻って昼食を取りつつ釣好き同士の取り留めもない雑談が続きます。
この雨と増水では竿を出す気にもなれないのですが、前日の情報では下見の選手でも一日やって10匹程度とか、T名人やO名人も半日で6匹とか釣れない情報ばかりです。
ここで自分なりに下見をしていた選手の釣り方と釣果の分析をして、もしかしたら自分の釣り方だと通用する?
雨も止んだので針合わせと仕掛け合わせ、それに掛り方が知りたかったのでエリア外ではありますが魚は同じだという事で濁りの入っていない上流へ入りました。

ここで豊川さんはお帰りに。。。
なんだよ!!帰っちゃうのかよ~!!\(*`∧´)/

 ここでは長濱さんが釣っておられました。話では聞いていましたがゼロドライブでのあの釣りは理屈は分かっていても真似はできませんね。次回の時間のある時にでも詳しく聞きたいです。
私は二川に分かれる瀬肩から始めましたが、秒殺で石裏の巻きこみでもまれて水中バレ。。。
次までに数分かかりましたが、オトリが天然に替わると掛る掛るww
時速8匹とぜんぜん釣れますやん(*^m^)
やはり、釣り方のようです。ポイントさえ外さなければなんとかなりそうです。
 雨が降り始めたので一旦は竿をたたみましたが、エリア付近まで戻ると降っていないのでエリア内で竿を出す事にします。ここでも思った場所ではそこそこのペースで釣れます。
関西だと時期的には産卵意識し始めるのでそれに対応した釣りをしなければならないのですが、こちらでは11月まで釣れるとのことですのでその心配はないようですが、盛期の掛り方とは少し違ったように感じました。
夕方近くになると強風が吹き始めたので納竿とし川小屋に戻って長濱さんと川遊び談義で盛り上がります。特にウナギのかき出しの話では帰るまで盛り上がっていました(爆爆

 翌日は気温もぐっと下がって寒い寒い。22日は真夏のような37度23日は25度で今朝に至っては19度しかありません。最高気温も3日で15度も落ちています。
雨が一晩中降り続いていたので心配はしていましたが思ったほどの増水もなく、+15cmほどでしょうか?
若干の濁りもありますが間もなく澄み始めるとのことでした。
さすがに釣りをする気にはならないので朝着の鳥取からきた君野君と合流し2人で川見をします。
上流のエリアで小澤君を発見。
寒い寒いと言いながら3人で話しこんでいましたが、小澤君とは見解が同じで釣り方だろうとの話。
常に大会で合うので気にも留めていませんが、よくよく考えるとこの二人は今年のマスターズチャンプとジャパンカップチャンプですやんね(^^;
私だけ何のタイトルもありません(´Д⊂グスン
 我々は竿を出す気にならないので小澤君をそそのかし釣りをしろしろと煽りますww
だって、寒さからか河川状況からか誰も釣りをしていないのですから参考になりません。
 我々2人は下流エリアを見にいったん移動をします。
再度、最上流エリアに戻ると数人の選手が釣りをしていますが、どの選手も時速1~2匹とやはり釣れていない様子。上西君も2匹だったそうで、小澤君にいたっては○してました(爆爆
でも、研究熱心ですから色々と考えてはります。来年はビニールで泳がせをしようかなと彼の言葉で3人は大爆笑!!
これ以上川にいても寒いだけなので君野君と同じホテルへ移動し14時にはチェックインしてました(爆爆
昨日の状況よりは活性は落ちているようですが、垢付きもよく見えたので明日はなんとかなりそうかな?
鈎も一角ライトと決めたのでハリスだけ太さの違うものを補充し、フロロの仕掛けを作って早めに休みました。

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も~嫌!!

ビジネスホテル、25日の帰り道のパーキングでの休憩中、そして今は有田川にいるのですが渋滞の時間を避けている今。
携帯から藁科レポートを書いていたのですが、長文を書き上げる寸前に消したり消えたり。。。
帰ってからゆっくり書きます。

結果はご存じでしょうが暫しお待ちをww

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群れ鮎 その五

 今日は第2回下野CAP決勝大会が行われています。
1回戦は予選通過者(25名)、前年シード(3名)、テスターバトル勝者(8名)の36名で3ブロックに分かれて行われます。
通過者は各ブロック4名で、2回戦も3ブロック各4名から1名が勝ち上がって3名での決勝戦です。
さてさて、しっかりと下見をして釣れるポイントに入れたか2回戦まで駒を進める事ができたか。。。
5日前に書いていてもドキドキワクワクしてます。

 私は日ごろから見釣りが大好物だと言っています。
この場合の見釣りはほとんどが群れ鮎・遊び鮎と対峙しています。釣りながらだと一日中見ていても飽きませんし、時間帯によって群れ鮎でも色んな行動をしているのに気がつきます。
ほぼ一日中中層をフワフワしているもの、気が狂ったように餌を食んでいるもの。黄色い単独の鮎のくせに追いを見せないもの、突然暴れ出して群れ鮎をつれてどこかへ行ってしまう大馬鹿ものと色々です。
 こうやって見えていれば飽きることもないですし、我慢のしようもあります。
では見えない群れ鮎はどうするか?
瀬の中であったりチャラでは波気があるのでほとんどの場合は見る事ができません。そんな時はごく普通に上飛ばしの泳がせ釣りをします。
この時に重要なのは目印の変化です。急にスピードが速くなったり、目印が横ブレをし始めると群れの中に入っています。
スピードが速くなるのは群れ鮎を見つけて追いつこうとした場合や、群れ鮎のスピードが速い場合に起こります。
目印の横ブレは群れに馴染み群れ鮎に揉まれるために起こります。

Mure3

群れに馴染んだと思ったら竿先でオトリの動きを制御してオトリを左右にブラしたりUターンさせたりします。ただ、これも慣れていないとオトリを弱らせることとなったり、群れを散らせてしまうことになりかねません。
ですから、私の場合はオトリが群れに馴染んでからもしばらく放置しておいて群れ鮎の移動範囲を探ってみます。
そうしている内に掛ってしまう事もありますが、移動しているだけであればなかなか掛りません。そうは言ってもずっと泳いでいるだけではないので、流れの変化や底の変化のある場所ではキリモミ状態となって掛ります。
餌場の位置が把握できればその間を行ったり来たりしている内にポロポロと掛ります。

ここでも石の色、川の変化や底の形状を読みとることが出来れば群れの行動範囲も推測しやすくなることは確かです。

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群れ鮎 その四

 本格的にこの釣りに取り組み始めた頃は見釣りが出来る群れを探して釣っていました。
しかし、群れのど真ん中に入っているようでも釣れません。密集しているようでも野鮎同士の距離があるのか直線的なのか、全く掛らない事が多かったです。
そのような繰り返しの中で気がついたのが野鮎とオトリのタナの違いでした。

 群れ鮎釣りでもっと重要で厄介なのがこの泳層の違いです。
移動中の群れはオトリより上で、採餌中の群れはオトリより下にあります。所謂、タナ合わせというものが必要になってくるのです。
昔から鮎は底を釣れという格言もあるように、オトリは出来るだけ川底を這わすように泳がせろと教えられて練習してきました。
 しかし、2次元的釣りだった友釣りも群れ鮎の出現によって3次元化せざる終えなくなってしまいました。
ここまで書くと友釣りも面白くなくなってしまうのですが、そう言わずにお付き合いください。

イメージではこんな感じです。
どうです?私が高感度の竿を持つと水中糸に鮎が当たるのが分かるというのがこれです。
皆さんが鈎をケラレたと思っているのはこれなのかも知れません。

Mure1

 これを釣るにはオトリを群れ鮎の層まで上げないといけないのですが、あまりお勧めはできません。
①竿の操作でオトリにアクションを加えて垂直運動をさせる。
②オバセの量を増やしオトリを浮き気味にする。
③水中糸を太くする。

①は竿で鼻を引くためにオトリが弱り易い。
また、大きくアクションを加えると群れが驚いて散ってしまう。
②と③はオトリは浮き気味になるが、遊泳速度も遅くなるので群れ鮎の後ろをついて泳ぐだけで掛る事はない。
俺のオトリは弱ってるから浮いてるって?
これも同じで弱れば浮きますが、ついていくのが精一杯でしまいにはとり残されてしまいます。

掛り易い群れ鮎はオトリより下にありますので、仕掛けの調整次第でどうにでもなります。

 これらの鮎を釣るにはやはりメタルよりもナイロンの方が良いでしょう。
スピードコントロールやタナ合わせにフワフワ感と横ブレ。。。
ナイロンはこれが行いやすいですね。
回遊している群れ鮎もどこかでキリモミ状態の採餌行動をとるので、その場所と移動範囲を見抜く観察力が必要となってきます。

 釣り方の核心部は企業秘密なので書きませんが、仕掛け的にも技術的にも釣り方は何種類かあります。
見える鮎を狙って色々と試してみるのも良いかもしれません。

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群れ鮎 その三

 さて、皆さんがこれを読んでおられる頃には私は静岡は藁科川にいます。
ですので、コメントを頂いても26日以降のレスになるかと思います。
パソコンも持って行こうかと思っていますので余力があればって事で。。。(^^;
因みに藁科川では群れ鮎ではなく、遊び鮎でそれも天然遡上物の遊び鮎だと思います。これに対して如何に調整できるかが成績に響いてくると思います。

 私が群れ鮎を釣っていて、ありがたいと思う事があります。
群れから釣ってきた鮎は群れに馴染みやすいので次が早い。サイズによって群れが形成されているので大きさにバラツキが少ない。
この2点です。
これは数釣り派にとっては手返しも仕掛け合わせも簡単なので非常に助かります。

 ひとしきり群れ鮎の説明をしてきたのでいよいよ釣り方の解説に入ります。
「その二」でも書いたように、わざわざ狙わなくてもどこにでもと言って良いくらいに群れ鮎はいます。
ですので探すのは普通の川見で良いのですが、鮎がいる場所は川底の掘れた場所や馬の瀬、石裏と瀬の中でいえば流芯ではなく比較的に流れが緩やかな場所です。
流れにもよりますが移動距離はそれほど大きくなく、十m~十数mの間です。
 逆に浅トロや瀬トロでは流れが緩いが為に瀬落ちから瀬肩までと移動範囲は広いです。
トロや淵であれば瀬落ちか瀬肩に限られ、深い部分にはほとんどみられる事はありません。
 これらが見えれば良いのですが、瀬やチャラでも波があれば見難いですし、深い部分でも見えませんね。
こんな時は鮎が跳ねたのを確認します。
表現し難いですが、バチャっと直線的に跳ぶのではなく、パチャンと身をくねらせた様に跳んだ場合はその下には必ず群れ鮎がいます。
それら群れ鮎を釣るには泳がせ釣りが最も重要なので、それについては前項の泳がせ釣りを再度読んでください。

 シリーズ3章となりますが文字ばかりでそろそろ飽きてきました?
次は釣れる鮎、釣れない鮎。いや掛り易い鮎、掛りにくい鮎について説明したいと思います。

Mure2

図には掛る掛らないと断言していますが、左は群れ全体が直線的で移動している場合が多く、後々に書きますが誘いを入れた場合や群れが反転した場合にのみ掛ります。
右の群れは採餌中の場合が多く動きも活発で、ごく僅かな一定の場所を中心にキリモミ状?サイクロン状態で動いています。
普通に釣っていて掛るのはこのパターンの群れ鮎が多いです。


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群れ鮎 その二

 この話を進めるにあたって定義をしておかなければならないのを忘れていました。
「その一」で書いた群れの種類についての名称です。各人のイメージする呼び方は違うかも知れませんが、ここでは集団で移動しながら採餌を行っているものを群れ鮎。数匹がつかず離れずの距離で採餌しているものを遊び鮎。中層や表層で泳ぐものを鮎玉とします。
書き綴って行く上で表現的におかしくなったり、種類が増えることもあるかもしれませんがご了承ください。

【時期と場所】
 群れ鮎は解禁当初から最後までいます。
初期は瀬や瀬尻、淵などで多く見かけます。
中期以降はどこでも見る事ができ、特に梅雨明け以降のチャラに出てきた群れは格好のターゲットとなります。

 遊び鮎は初期は瀬の中の石裏や瀬脇の白泡部分にいたりします。当然白泡の中ですから見えていないので遊び鮎といえるかどうかはハッキリとしませんが、私が釣ってて感じるのはこの手の鮎です。
梅雨明け以降になると良く見かけるようになり、渇水期にはヘチや流れのよれた部分の比較的に流れの緩やかな場所に多くいます。縄張りを持っていない割には驚かせて散らせてしまっても比較的短時間で同じ場所に戻ってきます。
この鮎はオトリに誘いを掛けたり、同じような場所でフワフワさせているとスイッチが入って掛る事があります。追ってくるというよりは構いに来ているような感じです。また夕方の時間帯には激しく追ってくる場合もあるように感じます。

 鮎玉の鮎は放流したての頃や低水温時と冷水病が発症した場合に見る事が出来ます。
この鮎は中層もしくは表層に浮いている場合が多いので釣りの対象にはなりませんが、釣り方と仕掛けによっては掛ける事ができます。

 友釣りが誰にでも釣れていた時代には縄張り鮎も多く、一日やれば悪くても20匹前後は誰にでも釣れていたと思います。現在、河川内にいる鮎の95%は群れ鮎またはそれに近いものであると考えます。
逆に言えば縄張り鮎なんていうのは、ほんのわずかの数しか居ないですから釣果も少なくなっているという事です。
皆さんも橋の上から川をみる事があると思います。鮎は多く見えてもその中で縄張りを誇示し、追っている鮎は何匹見つけられますか?
 どうもこの群れ鮎って名前の響きからなのかどうなのか皆さんはお嫌いのようです。
しかし、皆さんの釣果の半分以上はこの群れ鮎のはずです。
瀬でオトリを一カ所に止めていたり、ふらふらとその近辺で泳がせていたりすると鮎が掛る場合があります。
これは回遊している群れ鮎なのです。そう、図らずとも群れ鮎を釣りそれをオトリにまた群れ鮎を釣っているに過ぎないのです。

「いや、釣れた鮎は真っ黄だった。」そう言われる方もあります。
縄張り鮎だけが黄色いのでしょうか?そうではありません。鮎が黄色くなるのはゼアキサンチンという色素によるものなのです。それが何に含まれるかというと鮎の主食である藍藻に含まれており、珪藻には含まれていません。
少しボケた川底や茶色いコケは珪藻です。この珪藻類を鮎が食い尽くせば藍藻が生えてきます。
この辺りはあまり詳しくないのですが、珪藻が生えていれば藍藻は生えにくいそうで、逆に珪藻が鮎によって食いつくされれば藍藻が爆発的に増殖するらしいです。
ですので、縄張り鮎は珪藻を食い尽くし、より美味しい藍藻を食っているから黄色くなるわけです。
では群れ鮎はどうでしょう?群れで底石が真っ白(石の地肌が見えるまで)に食っている群れもあります。そう、そうなると生えてくるのは藍藻なのです。よって群れ鮎であっても黄色い鮎になるわけで、縄張り鮎であるから黄色いということは当てはまらないのです。

 ついでですから餌の事についてもう少し書いてみます。
鮎の主食は珪藻と言われていますが、本来の主食はこの藍藻だと私は思います。
確かに以前は縄張り鮎も多く、今よりも川底は明るかったように記憶しています。つまりは藍藻を食っている鮎が多かったのです。ですので黄色い鮎が多かったと考えて良いのではないかと思います。
いずれにしても黄色い鮎が減ったのは縄張り意識の薄れと鮎の低活性化ではないでしょうか。

上手な人?いわゆる、釣果の多い人はこの群れ鮎を如何に多く釣っているかなのです。
中層に浮いた鮎の塊であるとか、流れのゆるい場所でのセコイ釣りなんてイメージは捨てて続きを読んでみてください。

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群れ鮎

 昨今の友釣りにおいて最大のキーワードとなるのが群れ鮎です。
私が友釣りを始めた20年前には群れ鮎って言葉は聞いた覚えがありません。あったけど私が知らなかっただけなのかもしれませんが、その鮎を相手にしなくても釣れていました。その昔は追い気満々の一番鮎を抜いても二番鮎がたくさんいました。数時間後には同じ石でマッ黄の鮎が飛びついていていました。
それが、いつの頃から群れ鮎を釣らないと数が伸びなくなってしまいました。

 群れ鮎とは一定のナワバリを持たず、集団で行動し採餌も同じように群れでおこなっています。
私の考えでは群れ鮎と呼ばれるものには数種類があると思います。

 一つは50匹前後の群れで移動し、川底に変化がある少し掘れた場所や割れ目、馬の背などを移動しながら餌を食う集団です。これらは人工産であっても湖産であっても、稚魚の頃から池の中で集団で暮らしているために自然とそのような行動をとるようになってしまったものではないかと考えます。

 次が遊び鮎ですが、数は数匹から10匹程度で縄張り鮎がいるような付近をほとんど移動することなく、比較的に緩やかな動きで採餌しているものです。二番鮎のようにも見えますが縄張り意識も薄く一番鮎を抜いたとしても同じような行動を取り続けています。

 最後の群れ鮎が一番厄介で、放流したてや冷水病等で調子が悪い時に中層を泳いでいるものです。
時にはほとんど水面近くでナブラになっていたり、鮎玉になっていたりします。
また、普通の群れ鮎であっても川鵜が良く潜るような淵やトロ場の鮎も中層に浮いている事がおおいです。これは川鵜が底付近の魚類しか食べないために表層近くで泳いでいるのです。
これらは数百匹から多い時には数えきれないほどの塊となっている場合があります。

 また、条件付きで群れ鮎になる場合もあります。
天然遡上の川で異常に遡上量が多い場合、渇水で川幅(水面幅)が減少した場合。これらは鮎同士が密集してしまい縄張りを誇示するには必要以上にエネルギーがいるので、皆で食っている方が効率が良いから縄張りを捨ててしまうためです。
最後は産卵時期になるとみられる瀬ツキによる群れです。
これは百から数百で天然遡上の河川では数千を超えることもあります。

こんな感じで始まった新しい群れ鮎シリーズですが、これを理解し釣る事が出来るようになれば今の釣果は倍増しますので参考にしてください。
 

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泳がせ釣り その13

 いよいよラストです。気が付けば13回です。
2週間もお付き合いいただいてありがとうございました。

皆さんとのやり取りで書き足さなければならない事、言い回しが不明瞭な個所は手直しして「友釣りステップアップ」に少し先なるとは思いますが、新たなページを設けたいと思います。

 最後に再度ざっくりと泳がせ釣りの手順を書いておきます。

・オトリを放す前にまず穂先を見て糸が絡んでいないかを確認する。
 絡んでいればオトリを持ている手と竿を持っている手をガバッと拡げれば解消します。
・オトリは直ぐに放さないで少し落ち着くまで待ち、鮎に流れの方向性を認識させる。
 この時にオトリを強く握らない事。私はハナカンを摘まんでオトリはそっと手のひらで包んでいるだけです。
・オトリを放したらしっかりと目で追い、オトリと目印の位置確認をする。
・鮎は抵抗がある方と逆の方向に泳いで行くので、それを水中糸のオバセで管理する。
 あくまでも水中糸の抵抗だけで泳がせる。決して竿で引いてしまわない事。
・沖に出たら目印と水深を把握しオバセの量を調節する。

以上、簡単にまとまりました(爆爆

 ここで書いたものの水中糸の基準は0.15号~0.25号です。それ以上でもそれ以下でも操作はく変わってきますし、オバセの量も全く違ってきますので、これについては各人で練習してください。

 本文で抜けていたかと思うので、スピードコントロールについて少し触れておきます。
オバセがあれば鮎は進み、オバセをなくせば鮎はブレーキがかかります。
野鮎の量が多ければゆっくりと、鮎が少なければ早い目に泳がすと良いでしょう。

「釣果は、鮎が泳いだ距離と比例する」
正解は一つではなく幾つもある。
正解は一つかもしれないがそれに近づける方法は幾つもある。

シーズンは終わりに近づいてきましたが、来年の釣行に少しでもお役にたてれば幸いです。

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泳がせ釣り その12

 そろそろまとめに入ろうかのと考えていたら、誘いは?なんていう人がいたので軽く触れておきます。
今回はこの誘いについては書くつもりはありませんでした。と言うのも今まで書いてきたことが実行できている人がどれくらいいるのか?いや、理解してもらっているのか?
この誘いというテクニックはオトリを刺激または急な動きをさせることによって野鮎にアピールするものです。いままで散々オトリの鼻は引いてはいけない、優しく扱えと言ってきた事に反します。
ですが、かかない訳にもいかないのでサラっと書いていきます。

 かつては一世を風靡したスパイラル釣法・カニ横釣法・稲妻釣法・竜巻釣法。。。
今の友釣り界に於いては使えるようなテクニックではない。古いとか間違っているというのではく、当時と比べて鮎が変わってしまったということ。縄張り鮎が減り群れ鮎や遊び鮎が増えた昨今ではこのような大きな動きの誘いがかえって魚を散らすことになりかねない。
それでも説明だけはしておきます。

【スパイラル釣法】 室田正氏
上に飛ばしたオトリの鼻先を持ち上げ横方向にズラす。
後方に向いた鮎は上流に向き直そうとするところで糸を緩めると上流へ泳ぎ出す。
これで鮎が円を描いたような動きをする。

【カニ横釣法】 村田満氏
これは引き釣りの場合に有効
瀬でオトリを1mほど穂先が曲がるほどやや強引に引き上げる。
そこで竿を止めるとオトリが竿の反発で上流へ上がりつつ、竿の角度が変わったので横移動する。

【稲妻釣法】
・竿を上下して縦のジグザグで誘う。 古川トンボ氏
・石裏をジグザグに引いて上がる。 村田満氏

【竜巻釣法】 古川トンボ氏
・鮎を一カ所に追い込みオトリを上から落としこむ。

なんのこっちゃ(^^;
結局は竿先での強引な操作に過ぎません。

最近の誘いは小さな誘いです。最も有効とされるのがオトリの尻振りです。

『自分よりもオトリが上流にある場合』
・竿を上下にして糸フケを増やしたり減らしたりする。
・目印を1つ2つと沈めて抵抗を増やす。
・後方より竿先でオトリの動きを止めては緩め止めては緩めする。

『自分よりもオトリが下流にある場合』
・竿を上下にして糸フケを増やしたり減らしたりする。
・目印を1つ2つと沈めて抵抗を増やす。
・若干鼻先を引く
・竿の角度を変え横ブレを演出する。

『自分の正面近く』
・糸フケを取って軽くオトリを吊り下げる。

Sasoi

これが私が最も多用する誘いですが、最近の縄張りを持たない、しかし何かのきっかけで構いに来る鮎には確かに有効です。
ただ、いつどこで使うかが問題になってきますので、どこでもかしこでも使えるような事はないです。

つまり、誘いというものは野鮎に対してアピールし見つけてもらう事。
更には追い気にスイッチを入れる事。
そして大きな縦の誘いは石の上についている鮎に対してのタナ合わせってことになります。

いずれにしても多用は禁物です。
っていうか危険ですから真似をしないでください(爆爆

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泳がせ釣り その11

 やはり下泳がせも書いておかないとダメでしょうね。
前回にアンケートをとりましたが、各人によって捉え方が違うようです。
・オトリを引っ張ってなければ泳がせ。
・ハナカンの角度による
・糸フケのある無し
・竿の角度?
私もハナカンの角度かなと思うのですが、引いていれば引き釣りです。
たとえそれが水中糸であってもです。要はオバセ部分の抵抗を竿でコントロールしながら泳がせていれば引き釣り泳がせと思っています。

 それでは下泳がせなのですが、ある程度の水深と流速があれば上飛ばしをするのは至難の業です。
ですから、川で見かけるほとんどの釣り人がこのスタイルで釣っています。
釣り方は自分よりやや下流の2~3mの位置にオトリがあり竿角は45度くらいでしょうか。
水中のイメージではこんな感じです。

Oyogi2

 釣り方ですが、オトリの送り出しは以前に書いたのと同じです。オトリが思っている筋まで泳いで行くと水中糸を少し緩め、上方に方向付けをしてやります。そしてオトリの鼻を引かない程度に糸を張ります。ここからは泳がしたいスピードになるように糸を緩めてオバセを作ります。
鮎が上流へ泳げば自ずとオバセの量も増えるのでそれを調節しながら一定のオバセの量をキープします。
 逆にこれを利用してオトリが上流へ上って行かないオバセの量で釣るのが止め泳がせです。
比較的瀬で行うことの多いこの釣りは水中でのオバセの量が把握し難いのは確かです。
下の図は水勢が強いために水面下でのオバセの量が違っていても、空中での糸の角度は同じになっています。

Oyogi3

 図のようにオバセが多すぎても少なすぎても後方と上方への力が増しますのでオトリは必死に泳ぎますが、浮き気味になってしまいます。
しかも、この釣りは横への移動が難しく、ついついオトリを持ち上げて筋を変えてしまいがちなのでオトリも弱り易いですね。
後は今まで書いてきた事の応用ですので、色々と試してみてください。

 この釣りはオトリが弱り易いと書きました。
多くの鮎師は何故か瀬で釣りたいようです。ダイナミックだから?誤魔化しが効くから?理由は分かりません。
瀬で釣るが故にオトリは常に下流側にあり雑な操作をする度にオトリの鼻を引いては弱らせてしまいます。
挙句の果てにオトリは浮いて中層を泳ぎ、もっと酷い場合には竿がぐにゃ~っと曲がってオトリは水面で波乗りをしています。
気が長いのか物臭なのか目印に変化がなくてもじっと我慢している彼方。
きっとオトリはこうなってますよ。

Ayu10

それでも竿を引っ張ればオトリは暴れますので根掛かりじゃないって安心していませんか?

次回いよいよ総集編か。。。?

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第13回清流めぐり利き鮎会


 今年も高知県鮎友釣連盟主催の「清流めぐり利き鮎会」が開催された。
東北地方から九州まで53河川3000匹の鮎集められ、一流料理人によって塩焼きにされた鮎を試食し順位をつけるといったもの。

栄えある2010年のグランプリには揖保川の鮎が選ばれた。
これで3年ぶり2度目の受賞

☆グランプリ

兵庫県 揖保川

☆準グランプリ

岩手県 梁川
福島県 伊南川
岐阜県 馬瀬川
愛知県 大入川
兵庫県 千種川
高知県 土居川
高知県 鏡川


味が良くても大鮎が釣れても

シーズン通して釣れなければ意味がない

本気で取り組もうと思う組合員はいないのか?

健全経営を願う!!

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泳がせ釣り その10

 いままでは技術的な事を書いてきましたが、今回は立ち位置つまりはスタート位置であったり泳がすコースを書いていきます。

 比較的にオトリを泳がせやすいのは川底がフラットな部分です。
それにはいくつかの理由があると思います。
・流れが複雑でないためにオバセが安定している。
・オトリ鮎の視界が良いために仲間を見つけやすい。
・障害物がないので人から遠ざかろうとする。
ざっとこんな感じでしょうか?

 私が最も得意とするのは瀬肩や淵尻のかけ上がりです。
ここにもいくつかの条件があるわけですで、かけ上がり部分には流速の変化がありますし、アーチ沿いの壁を泳がせやすかったりします。
オトリはその壁沿いに泳いで行きますので一気に対岸付近まで到達させる事ができるのです。

上から見るとこんな感じです。色が濃い方が深くなっています。

21

横からはこんな感じですね。

20

 当然のように瀬肩は流れが早くなりますが、流速とオトリの遊泳力が釣り合うように操作すれば赤いコースで簡単に沖まで泳がす事が出来ます。
また、早いようでもピンクの部分には暖流体があるので、このラインを泳がすように心掛けると比較的楽にオトリを沖に出す事が出来ます。

 大きな石が入り組み合った流れであっても同じような考えで、石の頭をかすめるように泳がせれば早く沖に出す事が出来ます。
これらはオトリが流されまいと懸命に尻尾を振るので、その上流への動きをオバセの角度によって横方向への動きに変えてやるわけです。

 逆に沖に出て行きにくい人は正面に大きな石裏があったりします。
ついついそういったポイントを狙いたいという心理が働くのでしょうが、それが釣れる場所なのか同なのかの見極めも重要です。
石裏では流れがよれたり、湧きあがっているためにオバセによる操作が効きません。それの他にオトリも一旦楽な流れに入ってしまうとなかなか急な流れには進んでくれませんね。
ですので、自分より3mまでの沖に大きな石裏があるような場所は避けて始めるように心がけなければならないでしょう。それの対処法は簡単で自分が3~4mほど上か下に移動すれば良いだけです。

上から見た流れだけを判断せずに、川底の断面を縦に横にイメージして泳がす事が大切です。

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引き釣り

 新たな章ではありません。
毎日のようにこんなことをやっているとお絵かきも上手になるもので、画像ソフトの新たな使い方の発見や使いこなしも上達します。

 さて、私は昔から引き釣りについて分からないことがあるのです。
それはどれが引き釣りで、どこまでが引き釣り泳がせって事なのです。
数年前からは本当にオトリの鼻を引く釣りを練習し体得した?ので、自分の中の引き釣りは分かりました。
調べてみると、引き釣り泳がせとは泳がせと引き釣りの中間とありますが、非常に曖昧ですね。
最近はゼロの引き釣りなんてもあるので更にこんがらがります。

Oyogi

お絵かきが上手になったと言っても水中糸の動きまでは忠実に表現できないのでご容赦ください。

左は泳がせ?下泳がせ?
ある程度のオバセを取って鮎が泳いだ分だけの糸フケをとる?
竿の角度なのかオバセの量なのか?

皆さんはどのようにお考えですか?

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泳がせ釣り その9

 ここまでの皆さんの疑問と対処法に私が思うことを書いてみたいと思います。

「オトリが沖に出て行ってくれない。思ったように泳がない。」
技術的には今までに書いてきたことを読み返して実行してください。
ただ、それの他に幾つかの要因もあります。
それはこうです。

 仕掛けの問題
・水中糸の太さに対して適正なオバセの量が分かっていない。
これはパート8でも書いたように糸の太さが変わるとオトリを引く力もかわるので適正な号数またはオバセの量が不可欠になります。
・ハナカンの角度
画像は少し極端にしてあります。
バランスのとれた半円部分と引かれる時の角度に注目!!

001

左右が均一でないとオトリの泳ぎがおかしくなります。
仕掛けを作る時に繋ぎ糸の出角に気をつけないといけません。
現場での対処法は普段からハナカンを通す側の反対から通してみると改善される場合があります。
このような事から名手である高橋祐次君や小沢剛君はまんまるのフックハナカンを愛用してますし、大金さんも丸カンを使っておられますね。私が知らないだけでもっと多くの名手はこの手のハナカンを使っておられるはずです。
私はというと。。。
本邦初公開(もちろん海外でも公開してませんけど)

002

まだまだ改良の余地はあるのですが、暇な時にシコシコと曲げてます( ^ω^ )

 オトリを放す際に障害物がある。
まだ本編では書いてませんが、目の前に大きな石裏や流れの変化があればオトリはすんなりと泳いでくれません。
少し立ち位置を変えるとすんなりと出て行ってくれることがあります。

「オトリが下流へ流される。」
弱ってもいないのに下流へ一目散に泳ぐオトリもたまにあります。
そんな時は思い切って竿を寝かして引っ張ります。
少々強引でもかまいませんから引き上げてオトリが自分の正面辺りまで来た時に一気に竿を下にカバっと倒します。仕掛けが下流に流されて馴染んだら泳がせの体制に入ると大丈夫です。
それでもダメな場合は顔掛かりだったり側線に傷があったりするハズですから、とっとと違うオトリに交換しましょう。

「オトリが暴走する。」
仕掛けが異常に細かったり軽い場合に起こりますが、普通の場合であれば動きの早い群れ鮎について行っている場合が多いのでしばらく様子をみましょう。
ニゴイやアマゴに追われる場合もありますが、そんな時は浮き気味であることが多いです。

 一番多いと思う意見は「泳がせ釣りは難しい。」という意見だと思います。
逆に私は簡単だと思います。こう言うと「お前は出来るからそう言えるんだ」と言われてしまうのですが、では引き釣りだとできてますか?
引いてるつもりではないでしょうか?
引いてるつもり。止めてるつもりの釣りは出来ても、泳がしてる(上飛ばし)つもりはあり得ませんよね。
だって、オトリが泳いでるかどうかは目印を見て分かるのですから。
 そう、ここなんです。
つもりの釣りが出来ないので、オトリの様子や泳いでいるコースが竿を曲げないでも判別できる。更にはオトリに自由度があるのでオトリ自身が群れをさがし、ついて行きやすくそして馴染みやすい。
野鮎の居る場所にさえオトリが居ればかかる確率はグンとあがります。

とにかく練習あるのみです。

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きたきた

 先ほどクロネコヤマトのおね~ちゃんが届けてくれました。

何をって?

これですやん

ど~ん…!!!

P1130298_r

いつも読んでいただいている方は「あ~!!」って分かりますよね。

安曇川の広瀬漁協で行われたペアマッチの賞品です。
我が家も田んぼはありますが数年前より米は作っていませんので非常にありがたいです。
佐野組合長
ありがとうございましたm(_ _)m

お礼かたがた組合長に電話して聞いたところ、やはり今年は広瀬も産卵も遅めなようなのでまだまだ釣れるようです。
魚も数が多すぎて型は小さかった年でしたが、納竿は数釣りで広瀬に足を運ぶのも良いかもしれませんね。
広瀬情報はここにあります。

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泳がせ釣り その8

 今回は少し難しいです。
感覚や普段の釣りの説明ではなくそのメカニズムの説明なんて書いている本人も大変です。
では、間違っていたら容赦なく突っ込んでください。

 0.15号のナイロンで直径が0.064mm0.2号で0.074mmです。この僅かな太さが釣りに影響するのか?と言われることが良くありますが、影響がないのであれば我々も少しでも強度のある0.2号を使います。
数値的には微々たる差でしかありませんが、我々が釣りをしていてもその差が判るのですから鮎にとっては大きな違いになっているのは間違いありません。

 その僅かな水中糸の太さに何が影響してくるかってことですが、それを書いていきます。
泳がせ釣りのオバセというのもには水の抵抗が不可欠です。
その抵抗の種類には揚力・抗力・合力とがあります。

Ayu_a

揚力がAで合力がC、抗力がBです。
いわゆる流れと鮎が進むことによって起こる抵抗が抗力で水中糸が流れによって持ち上げられようとする力が揚力。そしてその二つの力のバランスがとれた方向に働くのが合力です。
友釣りの場合はその合力こそがオトリを引くこととなるところの力です。

それらの力の内訳はこうです。
 ①形状抵抗 水中を物体が移動するとき物体の前面が水を押しながら進む。その反作用として水の抵抗を受ける。
 ②造波抵抗 水面上を移動するとき波がおきる。この波もエネルギーを奪い抵抗となる。
 ③摩擦抵抗 物体の表面と水の摩擦によっても後ろ向きの抵抗がおきる。
 ④造渦抵抗 水中を物体が移動するとき物体の後方にうずができる。その渦に引き込まれる水をともに物体も引き戻される。

上記のような事から水中糸を細くすればするほど水中での抵抗が減ってくるのが理解できると思います。

 ご存じの通り川の流れというものは水面付近の流れが一番早く、底付近に行くにしたがって緩くなります。
石がそこそこの大きさであれば底の流れはほとんどゼロに等しくなってきます。
ですので、流れが早い場所では水面近くの水中糸が下流方向へ引かれ、その下の水中糸を持ち上げようとする力の揚力が増してオトリが浮くことが多くなるのですね。逆にオバセを出し過ぎても抗力が増えるので、これもまたオトリが浮いてしまいます。ですのでこれらのバランスを取る事が重要なのです。
パート7で書いた目印を一定に保つというのはこのオバセの量を一定にキープするということは、この力のバランスを保つことにつながります。
これに付随してもう一点、大きな石裏だとこの水の抵抗における力がなかったり、複雑によれたり、湧き上がったりするのでオトリが泳がない場合やエビが多発することが多くなりますね。

 ついでだから素材による違いも書いておきます。
泳がせ釣りに使う水中糸としてはナイロン・フロロ・PEとありますが、最も大きな違いはその糸の比重です。
フロロカーボンが1.78、ナイロンが1.14、そしてPEが0.97です。
私はほとんどの場合はナイロンかフロロしか使いません。
ここにはあげませんでしたが複合ラインで泳がせをしている人も少なくないようです。ですがあれだと泳ぎが単調でラインコントロールでの泳がせがし難いです。またPEもあの軽さゆえに暴走しがちなので好んでは使いません。
 同じ号数のナイロンとフロロでは水切れ抵抗が違います。
太さは同じなのに?と思われがちですが素材の違いによるものが大きく係わっています。
ナイロンは吸水性がありフロロはポリフッ化ビニリデンというフッ素樹脂の一種です。 フッ素ですから発水性があるのです。この差が水切れ抵抗の差であるといって良いでしょう。

 話を元に戻しますがこの力を巧みに利用できて初めて泳がせ釣りが完成するものだと考えます。
トップトーナメンターの釣りを見ていても個々に竿の角度は違いますが、我々から見えない水中をイメージするとなるほどと思う部分も多いですし、ほとんどの場合は水中で行われていることは同じであると感じています。
要は空中糸の角度と竿からの力も密接に関係しています。
これを説明するには長くなりますし、私では役不足な感もありますので説明は遠慮させて頂きます。
とにかく色々と考えて試してみるのも面白いと思います。

ただ理詰めばかりでは釣りがクソ面白くないので、釣行の際に「あ~!!渓人がこんなことを言ってたな」って程度で考えてください。

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泳がせ釣り その7

さて、月曜日です。
会社で見ていただいている方は、これも含め4エントリーを一気に読んでください(爆爆

 いままでに目印のことは触れてきました。
友釣りに於いて目印は最大の情報源であるといえるでしょう。
それだけに、大きさや太さであったり色であったりと色んな種類はありますが、自分が見える最少のものを使用するようにしてください。
大きすぎると沈んだ際に余計な負荷がかかりますし、風が吹いてもオトリに対して揚力が働きます。
また、濡れてしまった際には水分の重みで目印が踊る事もあります。
 中には巨大な目印が10個ほど付いた仕掛けを使っている人をたまに見かけますが、見えれば良いってものでもないでしょうに。。。(^^;

 これまでに書いてきた泳がせ釣りの竿操作の説明の際に、あまりにも私が穂先穂先というもので勘違いされているのではないかと思ったのでもう少し使え加えておきます。
もちろん穂先でオバセの量と方向の加減をするのですが、肝心なことは目印の高さなのです。
極端に言えばオトリはどこを泳ごうが目印の高さを水深に合わせつつ一定に保ち、出来るだけ立てておけば自動的に水中のオバセの量はキープされているってことにつながるのです。

2つの図は両者とも極端ではありますが、穂先の位置が変わらなかった場合と竿操作で高さをキープした状態のものです。


003

図1は竿操作をしていないためにオバセの量が区区です。
また目印が沈んでしまっている個所もありますし、両端ではオトリが浮いてしまうほどのオバセとテンションになってしまっています。

004

図2はこれほどキレイに空中糸がキープできることはありえませんが、竿先で目印を意識しながら操作するとオバセの量は一定に保つことが出来ます。
これさえちゃんと行っておけばオトリのスピードコントロールも容易にできるようになります。

つづく。。。


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休憩

 泳がせ釣りも毎日書いてパート6まできました。
あまり書き進んでもぐちゃぐちゃになりそうなんでたまには休憩。
とは言っても今日の分は早朝に更新されたはずです。

 さて、ここで皆さんに質問です。
感覚的で良いですからご自分のイメージするオバセの量を番号でお答えください。
正否を問うものではないのでお気軽に。また理由なども書いていただけると助かります。

図を見てご自分の意識するオバセの量は?

002


問い①
場所は緩やかな流れの瀬肩で水深は40~50cmとします。

問い②
場所は水深は80cmで瀬尻の波気が消える辺りの駆け上がりです。


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泳がせ釣り その6

 前回はオトリのコースと竿の角度(縦方向)のアニメーションを見てもらいました。
今回はそれの続きで真上から見た横方向の動きですが、前回より更に細かくしてみました。
若干ぎこちないですが竿の移動によるオバセの角度を確認してください。
竿が短くなるのは立てて行くのでこうなっています。

Show

どうですか?
なんとなくですがイメージが出来たでしょうか。
竿を操る事によってオバセの量を増やしたり減らしたり、また一定に保つことができるのです。
養殖オトリではこうも上手には泳いでくれませんがとりあえず天然の鮎をオトリに使っている想定での話です。
これらは私の釣りにおける竿の角度なので自分が釣り易いオトリを操作しやすい竿の角度を見つけながら練習することが大切です。
 今まで書いてきた中で最も重要な事柄は竿先を曲げてはいけない。要はどのような事があってもオトリの鼻先を竿で引かないことです。
あくまでも水中糸の抵抗だけで泳がせることに徹してください。

 ここまでは完全泳がせの上飛ばしとして説明してきました。
多くの人は上飛ばしといえばいきなり上流へ向けてオトリを泳がせるように思われがちですが、私は横に泳がせてからの上飛ばしを多用します。
野鮎は後方からの侵入者に反応が良いと言いますが、私は側方または斜め後方からに対しての反応の方が良いよう思います。とくに昨今の群れ鮎や遊び鮎には有効です。

001_2

 図のように群れ鮎には横から交錯させた方がより掛り易くなります。
これが縄張り鮎である場合でももちろん有効ですので、真後ろから逆上げするよりも流れに対して横切らせるように泳がせた方が、どちらの鮎に対しても対応できるので結果的には釣果が伸びるのは間違いないでしょう。

 群れ鮎ってことが出てきましたので、ポイントを2.3書いておきます。
群れ鮎釣りにこれといった正解はないと考えます。
ただ、群れ鮎の動きを観察することが大切で、1匹1匹が並行で泳いでいる場合はほとんど掛ることはないので相手にしません。群れていても食んでいたりちょっとした流れの変化でフラフラしている場合においては掛り易いです。
そして、群れ鮎は驚かさないこと。
群れ鮎の中から掛けることが出来てもその場で竿を立てずに群れから切り離して取り込むことが場荒れを防ぎ釣果にも結び付きます。

少し、泳がせ釣りから脱線しましたが、次回はラインテンションによるスピードコントロールかな?
続く。。。


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泳がせ釣り その5

 いよいよ難しくなってきました。
何がって私がです(;´Д`A ```
説明するにも文章だけでは難しいし画像をいれたにしても、ことオバセに関しては三次元で説明しないとダメなんですよね。
って泣きが入ったところで始めます。

 オトリを放すところまで来ました。
前にも書いたように、後はオトリがスムーズに泳いで行ってくれるように竿操作つまりはオバセの調整をしてやらなければなりません。
オトリが動けば竿の角度も水面に対してと流れに対しての角度が変わってきます。要はオバセの量と角度を穂先の位置で調節してやるってことです。

流速や水深、ポイントの形状にその複雑さ。。。
一概にこれってものはありませんが、常に考えながらその場所その場所で対処していくことが重要です。
慣れてしまえば考えなくても体が勝手に動いてくれるようになります。

取りあえず後ろから見るとこんな感じです。(画像をクリックしてください)

Kakudo2_2

 水中糸は書くのが面倒だったのでパスしましたので画像を見ながらイメージしてください。オトリが泳いで行くとともに竿の角度も変化して行きます。何もしないでいるとオトリが一定のスピードと思ったコースを泳いでくれません。つまりは竿の角度でオトリが動いた分だけオバセを一定に保つように操作しなければならないってもとです。
7コマ目で終わっていますがオトリが更に上流へ向かうと穂先で突いて行くような感じで、今度は上流へと竿を傾けて行けば良いですね。
大方がオトリの泳ぐコースは決まっているので竿の角度を変化させながら、目印の高さを一定に保っていればなんとかなります。

もう少し詳しく書いて行きたいと思います。
オトリの行き足と方向付けをしてやり自分から1mも離れていけば後は比較的操作が容易になります。
竿の角度でオバセを調節すると言いましたが、水に浸かっている水中糸の量を一定に保つためにはどうしたらよいのでしょう?それには尺度は違いますがオトリが泳ぐコースと同じ運動を穂先でも行うってことです。
オトリがやや下流向きに泳ぎながら沖へ出て行きます。そうすると上流に傾けた竿を起こしながら前方へ倒していきます。
前方へ倒すのはオトリが沖へ泳いで行くためにオバセの量が増えないように竿で着いてゆく感じです。ある一定の場所からオトリは上流へ方向を変えます。これは手前方向にオバセが効いていたものが川の流れによって徐々に下流側への抵抗へと変化するためです。後は上流へ泳ぎ出した鮎に対して真後ろに水中糸が来るように竿で調節してやって、穂先はオトリと同じコースを遅れてトレースすれば良いのです。
これらを行うには目印が非常に重要になってくるのは言うまでもありません。

 ここで、目印について少し触れておきましょう。
泳がせ釣りにとって目印も重要な役割を果たします。
オトリの位置を確認するだけでなく、オバセの量や水深を判断したり、流れが少なければ1つ2つと沈めて抵抗を増やすこともできます。
更には風が吹いて水中糸が捲れあがるような時にも目印を沈めておけば浮き上がるのを防ぐことが出来ます。
太くて大きな目印は見やすいに越したことはないのですが、下の二つくらいは泳がせ釣りに最適なサイズにしておいた方が良いのではないかと思います。

もう一つアニメーションをつくりましたがネタ切れになりそうなので引っ張ることにします。
続く。。。

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泳がせ釣り その4

 泳がせ釣りの準備はできましたね。
先に断っておかなければならないことがあります。河川ではさまざまな流速に色んな水深、多様な流れがあります。
ここで私が紹介している釣り方はごく標準的な水深、流れの場合であって、どこでもかしこでもこの釣りで通用するといったものではありません。ただ、これをマスターすれば全てのポイントにおいて応用できることは間違いないです。

 泳がせ釣りをするにあたっての、手尻の重要性は理解していただいたと思います。
いままでは手尻の長さが重要であるという事を書いてきましたが、今回はその長い手尻を如何に使いこなすかということを説明して行きます。
オバセ(水位中糸の流水抵抗)をうまく利用するには、水面下の糸フケの量と水中糸の進入角度です。
それを操るには竿の角度が重要になってきます。
うまく泳がせが出来ない釣り人はこの操作が行えていないはずで、ただ単に竿を適度な角度に維持しているだけであったり、単に立て竿で泳がせているだけではないかと思います。
泳がせ釣りとひとくちに言ってもオトリを操ろうとするのではなく、オトリが自然に泳ぐ事を妨げない事が最も重要なのではないかと考えます。

 以上を踏まえたうえで説明して行きますが、ここからが最も説明し難いのです。
ジェスチャーを交えたり実際に釣り場で見てもらうと良いのですがそうもいきません。
出来るだけ分かりやすく書いて行きたいと思いますのでお付き合いください。

 さて、泳がせ釣りの場合は釣り人は動かない前提なので、オトリが泳いで行くのに何もしないでいると水中糸の角度は変化します。それがオトリにとって泳ぎやすい角度であれば問題はないですが、必ずしもそういったものではないはずです。
それではどうすれば良いでしょう?
オトリに対してのオバセの角度を釣り人側が意図的に保ってやることです。つまりは竿の角度と穂先の位置を常にオトリに合わせて操作するのです。

オトリを放した時点では穂先はオトリより沖にありますし、手前は浅いので上流側に竿を倒します。
倒すと言っても50度前後です。それは出来るだけ水中糸を水に浸けて抵抗を増やしてやるためなのです。
上流に倒すことによって水中糸が水の抵抗を受けてオトリの鼻を引く力が働きます。この時に竿を立てているか傾けているかで水の抵抗が大きく違ってくるのです。
分かり難いかもしれませんが、真上からと正面から見るとこんな感じです。

B1

これを立体的にイメージしてみてください。

 一旦オトリを放す前に戻りますが、このオトリの行き足をつけるためには何通りかの方法があります。
スタート時には出来るだけ水中糸を水に浸ければ良いわけです。
一つは竿を持っている手を水面近くまで下げること。場合によっては水中まで入れても良いでしょう。
もう一つはオトリを押し出すように送り出すことです。そうすればより多くの水中糸を水に浸ける事が出来ます。
それで鮎が動いてくれれば更に抵抗が増す訳です。
オトリがじっとしていれば上流からの水の抵抗だけですが、沖に行き足がつけば手前方向に引かれる抵抗もおこります。
いわば昔のスポ根アニメなどで野球部がタイヤを引いて走ってました。あれと同じです動かなければ抵抗はありませんが一度動き出すと後方から引かれる力が働きますので、上流からは水流抵抗が、オトリの進行方向の逆からはオトリが動いたために起こるオバセ抵抗が出来るわけです。
これによってオトリは斜め前方に泳いで行ってくれるのです。

 最初のオバセをとろうとして竿先を下流に向ける人がありますが、オバセの角度的には上流向きになってしまいます。いきなりオトリを上流へ泳がせるのは難しいものです。ですが、竿を上流に倒しやや下流向きにオトリを放してやればすんなりと泳ぎ出してくれるものです。
オトリの人が怖い、深い所へ行きたいといった性質も利用するべきなのです。
それと、下流に竿を倒してしまうと必ず穂先で鼻を引く瞬間が出来てしまいます。ですので、やってはいけないとは言いませんが、やってはいけません。

続く。。。

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泳がせ釣り その3

 さて、オトリを沖に泳がせていくために誰にでもできることが2点あります。
釣法や技術といった難しい事柄ではなく、仕掛けの段階で簡単にできることと、常に気をつけていれば行えることを紹介します。

 先ずひとつめが仕掛けによってオバセをつくる事が出来るということです。それには今よりも手尻を長くすることです。
自分の仕掛けを思い出してください。竿の全長に対して仕掛けはどれくらいの長さですか?
天井糸・水中糸の長さはこの際関係ありません。仕掛けの全長です。
手返しが悪い。掛った時に鮎が抜けないなんて言うのは二の次です。沖に泳いで行って鮎が掛らなければそれらの問題は起きないですからね。

図で見れば一目瞭然です。

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 同じ竿の角度であれば長手尻の仕掛け(図左)の方が糸フケによって手前からのオバセが効いているのが分かります。
逆に手尻が短ければ穂先でオトリを引いてしまっていますね。やはりこれでは泳いで行き難いです。
私は泳がせの際には幾ら鮎が大きくても最低40cmの手尻(竿尻からハナカンまで)をとっています。20cmまでの鮎であれば抜ける事が出来るギリギリの60cmまで伸ばします。
抜けないサイズの鮎(25cm以上)では逆に1m~一ヒロとる場合もあります。
如何に泳がせ釣りに於いて手尻の長さによるオバセが重要なのかが分かってもらえるでしょう。

 もう一つはオトリが穂先付近に行くまでに立たないということ。
誰しもオトリ交換の際にはしゃがんでいると思います。
しかし、多くの釣り人はオトリを放った途端に立たれるか竿をたててしまっています。それでは図の右側と同じで沖から引っ張っていますので泳いで行ってはくれません。
特に渇水でのチャラ瀬では座って釣るのが場所も荒らしにくいですし、自分の影も落ちないので野鮎が安定して釣れます。
ですから私は手尻をとった上で更にこのようなスタイルで釣ることが多いです。

チャラ瀬で釣っている画像ですが、この時は正座して釣っています。

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それともう一つ。
これは私自身あまりやりませんが岸近くで釣っている場合であれば自分が5~6歩下がってみるのも一つの手であるという事を付け加えておきます。

※おまけ
手尻が長いと鮎が抜けないという方にこんなのはどうでしょう。
掛った鮎を抜く時にはどうされているでしょうか?
 ハウツー本ではタモを持った手を竿に添えて三角を作り、その三角から見とおすように鮎を抜く。
なんて書いてありますよね。確かにこれだと抜いた時に真っすぐに飛んできますし、引き抜きの基本です。
しかしそれでは手尻が長い場合は鮎が水面を切らずに抜く事ができません。
以前にも何度も書きましたがタモは後抜き(鮎を飛ばしてから抜く)です。やり取りも引き抜きも片手でこなします。
さて、そこでこの図を見てください。

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どうです?
今回初めて計測してみたのですが私の身長で35cmの違いがありました。
両手で抜いている人が片手で抜く方法にすれば、あと20~30cmは手尻を伸ばすことが出来るって事にはなりませんか?

更に手返しが不便だと思っている人は竿を担いだ時の竿尻の長さを確認してみてください。
二の腕から竿尻が30cm以上も出ているようであれば改善の余地があります。
普段の私は5~10cmとギリギリです。
意識してそうなったのではないですが、知らず知らずの内に便利なように体が調整していったのだと思います。

さて、次回からはいよいよ本題に入りますが、まだ自分の中ではまとまっておりません。
続く。。。

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泳がせ釣り その2

 泳がせ釣りが難しいと思っている人の多くはオトリが思ったように泳いでくれない。それよりも先に沖に出てくれないのではないでしょうか?
ご自分の釣りを振り返ってみてください。
手尻の長さはどうですか?竿の角度は?オトリを引っ張ってないですか?
本人は出来ているつもりでもきっと出来ていない筈です。これから先で書いて行くことを読んで自分の釣りと照らし合わせてみてください。

 泳がせ釣りの最大のメリットは面の釣りです。足元からオトリが届く沖までポイントとなります。
そう、梅雨が明けて魚ができ上がり、更に渇水ともなるとそこら中がポイントとなります。もちろん目の前の足元だってそうです。誰しもが足元からオトリを放して3~4m先のどこからともなく野鮎がぶっ飛んできたなんて一度や二度は経験があるはずです。
 いざ泳がせようとしてもオトリが動き出してくれないことには釣りが始まりませんよね。
辛抱たまらず竿先でオトリを持ちあげて流芯、またはここと思ったポイントまで送り込む・・・。もはや泳がせ釣りではないですね。
オトリをぶら下げて流芯へ放り込んだとしてもそれは線か点の釣りでしかありませんね。川見がしっかりと出来てポイントが分かっていればそれも良いでしょう。ある程度流れがあれば誤魔化しも効きます。
しかし、今年のような渇水状態ではそれもままなりません。

 それではオトリを沖(穂先より沖)に泳ぎ出さすにはどうしたらよいでしょう?
まずはオトリが泳いでくれない場合を考えてみましょう。
パート1でも書いたように鮎は引かれた方と逆に泳ぎます。と言うことは釣り人が沖から引いているってことになるのではないでしょうか?
元来鮎は人間が怖いので出来るだけ釣り人から遠ざかろうとします。また、浅い場所から深い場所へと逃げ込もうとします。
それでも尚、泳いでくれないのですから大きな問題点があるのです。

 下の図を見てください。
竿と水中糸の長さは変わらないのでオトリ鮎がトレースするラインは赤の線です。
しかし、実際は川底を泳ぎたいのでオトリは緑のライン上を泳ぎます。ですから、Aでは穂先から引かれる力が働きます。そう、沖の上方側から引かれるので鮎が出ていかないのに他なりません。

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 仮に元気なオトリでCまで泳いでいくことがあれば竿を倒せばテンションは無くなります。
しかしAでの場合は竿を倒しても沖から引かれるのに変わりがないのでオトリは泳いでくれないのですね。
それではどうすれば良いのでしょうか?

パート3へ続く。。。


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泳がせ釣り

 禁断の箱を開けちゃいます。
何故に禁断かというと、実際に釣り場に於いて口頭で説明するには簡単なのですが、このような文章にて説明するには非常に手間であり、難しいからなのです。
敢えてそれに挑戦してみます。
分からないことがあればどんどんコメントを寄せてください。

 さて、泳がせ釣りといっても色んな釣り方があります。
大きく分けて自分より上流(上飛ばし)・正面とやや下流に置いての釣りと下流での下泳がせです。引き釣り泳がせというものもありますが今回はパスします。
がせと言うからには釣り人側が操作して泳がせないといけません。
操作をしなければならないのですが、その前に鮎の泳ぎを妨げる操作をしている人があまりにも多いように思います。鮎が泳いで行きたくても泳げないように貴方が竿操作をしいているってことなのです。

今更ではありますが、これを説明しておかなければ泳がせ釣りを説明できないので最初に触れておきます。
鮎は天の邪鬼と言われるように水中糸の抵抗がある反対側へ泳いで行こうとします。この性質を使うのが友釣りにおける最大のポイントと言って良いでしょう。
簡単に図で説明するとこうです。

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ブルーが水中糸です。
糸フケによってA方向に引かれると沖へ泳ぎながら上流へ進んでいきます。
B(後方)に引かれるとB'の前方に進もうとします。引くとは言いましたがあくまでも水中糸に当たる水流で引かれる程度の抵抗です。
この糸フケの抵抗を巧みに利用して初めて泳がせ釣りの世界が広がるのです。

これを竿の角度と水中糸の長さでオバセ(糸フケ)を調節することによりオトリを意のままに泳がすことを目的とします。
大そうに書きましたがどこまで続けることができるやら。。。


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豊漁?

ここ数年は芳しくなかったのですが、あちこちから新子情報が入ってきてます。
まだまだ小さいですが良く見えるそうですね。

今日も仕事終わりに覗いてきましたが、コロッケがわっさわっさいました(*^-^)
本気でランガンすれば3桁も可能か?
久しぶりのグイングインを堪能してきました。と言いたいところですがこのサイズではほとんど引きませんね(^^;)

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あまり書くとマナーの悪いビギナーや乱獲者が押し寄せそうなのでこれくらいにしときます。

あっ!!俺エギングはやめたんだった(爆爆

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藁科スペシャル

 9月に入ったというのにまだまだ酷暑が続きます。
河川もまともな夕立もなく渇水・高水温のままで釣りづらい状態が続いています。

 さて、タイトルにある「藁科スペシャル」って?
ニューロッド?いや、既存の竿のGM-R 幻輝SPECIAL NP1です(^^;
今月末に行われる下野CAPの会場である藁科川は大きくて21cmってことなんでGRANDELでは獲りこぼしがあるかもしれないので、もう少し柔らかい竿を借りようと思っていたのですが会社には在庫がなし(^^;
そこでお願いして巻いてもらいました。


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どこかで、セッティングをしたいのですがチビが瀬で釣れる場所が近くにないんですよね~。
有田川か朽木くらいしかないのかな。。。
隣の川はこんな感じです。

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昨夜の夕立ちで水位が15cmほど回復してますが、川底には緑藻が生えて釣る気にもなりません。白い部分が先日まで日上がっていた場所です。如何に水が少なかったかが分かると思います。
それより何より今年の夏は水温が33℃を超えちゃったので鮎がいません。
河川にもよりますが28~9℃で縄張りを捨て、32℃で水量が少なければ死んでしまうと言われています。もともと網で残り少なかったのではありますが、伏流水も少ないので耐えきれなかったようです。
伏流水のある場所ではこんな感じです。
小魚がわずかに湧き出る冷水に群がっています。

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鮎が居ないなら仕方がないので庭先で仕掛けを繋いで曲がりと抜きのテストです。
負荷は180gほどでやっています。
手元から見るとおもいっきり曲がって見えるのですが

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横から見るとキレイに曲がってます。

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20cm前後までの鮎を釣るならNP1かZPRO-Lightが良いのですが、双方とも小さな鮎を釣るには抜群の威力を発揮します。どちらかと言えば私はNP1のほうが好みなのでNP1にしました。
感じとしてはZPRO-Lightとの中間といった感じでしょうか。
作り的にはGRANDELに近いと思います。

スペックは
品名 GMR幻輝Special NP1 90R
全長(m) 9.0
仕舞寸法 141mm
継数(本) 8
自重(g) 205
先径(mm) 1.7/ 1.9
元径(mm) 24.0
グリップ径(mm) 25.6
適合水中糸 ナイロン(号) 0.1~0.4

さて、何とかこれが使える川へ行ってみたいと思います。


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2010鮎まとめ

もう納竿ですか?
いえいえまだ続きます。。。続けたいですが一区切りです。

 今年は初期から水温が低く鮎の成長に大きく影響があったのではないかと思います。
天然遡上も遅れ気味で、ようやく遡ってきても鮎の小さいこと。。。
そのような中でも低水温に強い湖産系の鮎は良く釣れていました。湖産の放流河川も琵琶湖に流れ込む天然遡上のある河川も大爆釣でした。

 ここで兵庫の河川の勝手にランキングです。
これは私が実際に釣って見た。あるいは川を見てでの判断でその河川の釣れ具合と例年に比べての釣果を合わせてランキングしています。

1.矢田川
2.岸田川
3.I  川
4.円山川
5.小田原川
6.T  川
7.Y  川
8.黒 川
9.夢前川
10.揖保川
11.千種川
12.越知川

こんな感じでしょうか?
6月13日まで限ってであれば引原川はBEST1だったのですけどね。
さて、その揖保川はと言うと皆さんもご存じでしょうし、私が釣りどころか見にも行っていないので書くまでもないでしょう。釣れない原因は色々とあるとは思いますが、揖保川が釣れるように考えた健全な経営をして欲しいと願うばかりです。釣り人もいつまでも過去の揖保川への思いを抱き続けて通うこともありません。
少し足を延ばせば県内でも良く釣れる河川はあるのですからね。

 おっと、まとめでしたね。
さて、梅雨の長雨で入れる河川も少なかったのですが、小規模河川であったり支流では十分に釣りになりました。揖保川などで釣り慣れた者にとっては小さな川の50cmほどの増水なんてへっちゃらですから、もうそれこそ入れ掛かりの日々でしたね。
夢前川・林田川・小田原川・I川・T川などがそうでした。
梅雨が明けると水温も一気に上昇し、あちこちで冷水病が出始めて厳しい状態になりました。しかしそんな時でも日本海側の天然遡上の鮎は良く釣れます。
初期から大爆釣だった矢田川。立ちあがりこそイマイチだったが岸田川も良く釣れました。
それにT川と円山川も良かったですね。
もちろんこれが全てではないですし、私が釣れなかっても釣っておられる方もあると思います。

兵庫県内では後1月ちょっとですが、あまり期待が出来ない揖保川へ行かないとすると。。。あの川しかないですね( ̄ー ̄)ニヤリ
全国的には鮎の成長が遅れ気味だったので例年よりは長く楽しめそうな感じですし、特に天然遡上の鮎は1月は余分に釣れそうなかんじですね。河川的にも太平洋高気圧が張り出しているために台風も少なそうですので大丈夫じゃないでしょうか?欲を言えば水位の回復と水温が下がって欲しいところです。
渓人的には暇があれば和歌山方面か北陸方面の川に飛んでいきたい気分です。

 さて、私はというと揖保川に拘らなかったせいでしょうか?よく釣れました。
もう少ししたらUPしますが、釣行記録に書いていないモノが相当数あります。
今年ほど各地の水位計を見ながら釣行場所を決めたことはありませんでした。水温が分かればもっと楽に判断が出来ていたのでしょうが、今の鮎釣りは情報力と分析力に判断力が大きくものをいいますね。
 お陰様で大会も私にとっては好成績だったと思います。
報知の予選突破に始まり、JFTトーナメント5位、上桂で負けはしたものの益田川では予選突破した下野CAP、報知オーナーカップは本戦は負けましたがドリーム戦でシード権は獲得しました。
オマケは相棒に助けられはしましたが広瀬のペアマッチ準優勝。
残すは今月の25日に藁科川で行われる下野CAP全国大会です。
遠いので下見には行けないと思いますが、ベストで臨みたいと思います。

残りのシーズンはチビでも大鮎でも楽しみながら釣りをしていきたいと思います。

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