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群れ鮎

 昨今の友釣りにおいて最大のキーワードとなるのが群れ鮎です。
私が友釣りを始めた20年前には群れ鮎って言葉は聞いた覚えがありません。あったけど私が知らなかっただけなのかもしれませんが、その鮎を相手にしなくても釣れていました。その昔は追い気満々の一番鮎を抜いても二番鮎がたくさんいました。数時間後には同じ石でマッ黄の鮎が飛びついていていました。
それが、いつの頃から群れ鮎を釣らないと数が伸びなくなってしまいました。

 群れ鮎とは一定のナワバリを持たず、集団で行動し採餌も同じように群れでおこなっています。
私の考えでは群れ鮎と呼ばれるものには数種類があると思います。

 一つは50匹前後の群れで移動し、川底に変化がある少し掘れた場所や割れ目、馬の背などを移動しながら餌を食う集団です。これらは人工産であっても湖産であっても、稚魚の頃から池の中で集団で暮らしているために自然とそのような行動をとるようになってしまったものではないかと考えます。

 次が遊び鮎ですが、数は数匹から10匹程度で縄張り鮎がいるような付近をほとんど移動することなく、比較的に緩やかな動きで採餌しているものです。二番鮎のようにも見えますが縄張り意識も薄く一番鮎を抜いたとしても同じような行動を取り続けています。

 最後の群れ鮎が一番厄介で、放流したてや冷水病等で調子が悪い時に中層を泳いでいるものです。
時にはほとんど水面近くでナブラになっていたり、鮎玉になっていたりします。
また、普通の群れ鮎であっても川鵜が良く潜るような淵やトロ場の鮎も中層に浮いている事がおおいです。これは川鵜が底付近の魚類しか食べないために表層近くで泳いでいるのです。
これらは数百匹から多い時には数えきれないほどの塊となっている場合があります。

 また、条件付きで群れ鮎になる場合もあります。
天然遡上の川で異常に遡上量が多い場合、渇水で川幅(水面幅)が減少した場合。これらは鮎同士が密集してしまい縄張りを誇示するには必要以上にエネルギーがいるので、皆で食っている方が効率が良いから縄張りを捨ててしまうためです。
最後は産卵時期になるとみられる瀬ツキによる群れです。
これは百から数百で天然遡上の河川では数千を超えることもあります。

こんな感じで始まった新しい群れ鮎シリーズですが、これを理解し釣る事が出来るようになれば今の釣果は倍増しますので参考にしてください。
 

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鮎・友釣り」カテゴリの記事

コメント

「泳がせ釣り」の時もパンドラの箱と表現されていましたが、「群れ鮎」こそパンドラの箱となるのではないでしょうか?

レベルアップの上では、身に付けないといけない技術ですが、泳がせ釣りの時点でなかなか操作が出来ず苦戦中です。
残り少ない釣行回数、お勉強に費やします。

投稿: アフロ犬 | 2010年9月21日 (火) 08:06

渓人さんに出会うまでは群れ鮎大嫌い人間でしたが一部のパターンの群れ鮎だけは大好物になりました(^^♪
今年、JCファイナルまで行けたのはまさにそのお陰です!
改めて感謝感激ですわ~

しかし、群れにも色んなパターンがあるのでこれがまた大変(ToT)/~~~
群れ鮎シリーズは本当に楽しみです!!

投稿: ぱた | 2010年9月21日 (火) 09:20

まあ、釣技の上からは、群れアユはこなしていかなければならないのでしょうが、
いち鮎釣りの面白さから言えば、半減してしまうんですよねぇ・・。逆に言うと、
掛からない群れアユを掛けることが面白い!っていうふうに思えるともっと楽しい
鮎釣りになるのでしょうが、私には合ってないかもしれません。^^;
今後は、トーナメントも自身ではまず参加しなくなるでしょうから、この傾向は
続くでしょうねぇ・・・。

今後ますますこの傾向が続けば、やっぱ私は鮎釣りを止めなければならなく
なってしまうかもかもです。(;.;) この納竿釣行でも止めようかと思いましたから。(爆)

ゴンッ!ガンッ!グィ~ン!の鮎釣りがしたいです。(^^)

投稿: サルモサラー | 2010年9月21日 (火) 15:05

群れ鮎シリーズですか、泳がせシリーズの延長線上にあるものなような気がします。
勉強させていただきます(^^ヾ

投稿: もも | 2010年9月21日 (火) 16:34

皆さん、群れ鮎にアレルギーがあるようですね・・・・・・・

ただ、私が思っているのは、皆さんが着き鮎だと思って釣っている鮎も、実は群れ鮎ってパターンが多いような気がします。
特に瀬で釣ってると、気づかないだけじゃないかな?

どちらにせよ、群れ鮎釣りは我慢が必要な事も多いですが、着き鮎狙いよりよっぽど勝負が早い事もありますんで、必須科目なんですけどね。

投稿: 豊川巴 | 2010年9月21日 (火) 19:31

最近 追気 のある アユ に出会っていないような気がします。
おとりを送り出して、
 逃げるような泳ぎをすることも無く・・・・・・
 いきなりかかることも無く・・・・
いつも群れアユがお友達です(爆!!
楽しみにしてます!!!

投稿: オレンジ隊員 | 2010年9月21日 (火) 20:12

>アフロ犬さん

あの泳がせの章はこれに続いていたのです。
いつまでも黄色い鮎を追いかけていては釣果が伸びません。それを分かっているものなら何とかするでしょうが、それが釣れないとなると友釣り離れにもなりかねないのでこのエントリーです。

投稿: 渓人 | 2010年9月21日 (火) 20:44

>ぱたさん

あれね。
私もあの釣りに開眼してからは地方予選では安定して上位に入るようになりました。
ただ、仕掛けも場所も、竿角も全てをマッチングさせないとドツボになりますのでご注意をww

でも、まだまだ群れ鮎は苦手のようですね。
ペアマッチであそこを見きってしまうとは。。。
ごちそうさまでした(爆爆

投稿: 渓人 | 2010年9月21日 (火) 20:47

>サルモサラーさん

ありがとうございます。
既に「その五」まではUP済みですが、明日のエントリーの後半はそのコメントの為にあるようなものです。
書いているのでここではコメントしませんが、良く読んでください。

ゴンッ!ガンッ!グィ~ン!の釣りなんて揖保川でも出来ますよ。
ただ、月一で私にポイントを聞いていくようではアカンでしょww

投稿: 渓人 | 2010年9月21日 (火) 20:52

>ももさん

たまにはビンゴです(爆爆
この章を書くに当たってどうしても泳がせ釣りを説明しておかなければなりませんでした。
何故群れ鮎なのか。何故泳がせ釣りなのかってことです。
昨今の河川状況では余程天然遡上の多い河川でない限り、この両方は切っても切れないですからね。

投稿: 渓人 | 2010年9月21日 (火) 20:54

>豊川巴さん

正にその通りです。
群れ鮎を馬鹿にする人、毛嫌いする人の釣果って。。。
毛嫌いしなくても釣り方が分かっていなければ釣果も伸びませんからね。
逆に黄色い鮎は誰にでも釣れます。
皆の思う群れ鮎のイメージが悪いのでしょうが、活性の良い群れ鮎、黄色い群れ鮎を釣るには技術が必要になってきますからね。
あまり書くとこの先が面白くなくなると思うので、私が静岡に行っている最中も毎日UPされるので留守番お願いします(爆爆

投稿: 渓人 | 2010年9月21日 (火) 21:00

>オレンジ隊員さん

釣技、道具が進歩したせいもあるかもしれませんが、確かに少なくなりましたね。
今年は天然湖産も海産も遡上が多すぎて群れアユ化してしまいましたが、遡上の少ない年にそれらの河川にでも行かないと巡り合えないのでしょうか?

投稿: 渓人 | 2010年9月21日 (火) 21:03

私は30年以上前から鮎釣りを始め
最初はサイトからでした!
その頃はサイトでもマッキッキの鮎が沢山見られました
しっかり追い気もありました!
最近ではそれを見るのに年々間合いが遠くなり立ち位置が難しくなる様に感じます。
今シーズンは12回の釣行で一度も群れに遭遇しませんでした。
飛び鮎は数年前の馬瀬で…
海産系は3年前の長良川から狙い方次第で釣れるんだって事を知り勉強してます。
冷水系は時間を費やして群れから抜いた囮に変えても後が続かず狙うのは止めてます。
(ρ_-)o
まだまだ楽しめそうなので期待してます
o(^▽^)o
藁科の渓人さんのお立ち台にも期待してます
\(^_^)/

投稿: 組員T | 2010年9月21日 (火) 22:49

3番目の群れ、知らなかったです。群れは好きではないですが、時として大爆釣。でも、群れの見極め能力が著しく乏しいので・・・これをしだすと来年の私の行動パターンが完全に変わってしまいますね。でも、釣りたいぞ~♪

投稿: きゃぷてん♪ | 2010年9月28日 (火) 13:02

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