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泳がせ釣り その11

 やはり下泳がせも書いておかないとダメでしょうね。
前回にアンケートをとりましたが、各人によって捉え方が違うようです。
・オトリを引っ張ってなければ泳がせ。
・ハナカンの角度による
・糸フケのある無し
・竿の角度?
私もハナカンの角度かなと思うのですが、引いていれば引き釣りです。
たとえそれが水中糸であってもです。要はオバセ部分の抵抗を竿でコントロールしながら泳がせていれば引き釣り泳がせと思っています。

 それでは下泳がせなのですが、ある程度の水深と流速があれば上飛ばしをするのは至難の業です。
ですから、川で見かけるほとんどの釣り人がこのスタイルで釣っています。
釣り方は自分よりやや下流の2~3mの位置にオトリがあり竿角は45度くらいでしょうか。
水中のイメージではこんな感じです。

Oyogi2

 釣り方ですが、オトリの送り出しは以前に書いたのと同じです。オトリが思っている筋まで泳いで行くと水中糸を少し緩め、上方に方向付けをしてやります。そしてオトリの鼻を引かない程度に糸を張ります。ここからは泳がしたいスピードになるように糸を緩めてオバセを作ります。
鮎が上流へ泳げば自ずとオバセの量も増えるのでそれを調節しながら一定のオバセの量をキープします。
 逆にこれを利用してオトリが上流へ上って行かないオバセの量で釣るのが止め泳がせです。
比較的瀬で行うことの多いこの釣りは水中でのオバセの量が把握し難いのは確かです。
下の図は水勢が強いために水面下でのオバセの量が違っていても、空中での糸の角度は同じになっています。

Oyogi3

 図のようにオバセが多すぎても少なすぎても後方と上方への力が増しますのでオトリは必死に泳ぎますが、浮き気味になってしまいます。
しかも、この釣りは横への移動が難しく、ついついオトリを持ち上げて筋を変えてしまいがちなのでオトリも弱り易いですね。
後は今まで書いてきた事の応用ですので、色々と試してみてください。

 この釣りはオトリが弱り易いと書きました。
多くの鮎師は何故か瀬で釣りたいようです。ダイナミックだから?誤魔化しが効くから?理由は分かりません。
瀬で釣るが故にオトリは常に下流側にあり雑な操作をする度にオトリの鼻を引いては弱らせてしまいます。
挙句の果てにオトリは浮いて中層を泳ぎ、もっと酷い場合には竿がぐにゃ~っと曲がってオトリは水面で波乗りをしています。
気が長いのか物臭なのか目印に変化がなくてもじっと我慢している彼方。
きっとオトリはこうなってますよ。

Ayu10

それでも竿を引っ張ればオトリは暴れますので根掛かりじゃないって安心していませんか?

次回いよいよ総集編か。。。?

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鮎・友釣り」カテゴリの記事

コメント

多分、一般の人が考えるより、渓人さんの上飛ばしの限界流速は速いんでしょうけどね(笑
通常、みんな引っ張ってる状況でもオトリの状態が良ければ結構上に飛ばすのは可能ですからね。

ちなみに、下泳がせは正直嫌いな釣りです。
理由は渓人さんが書かれているとおりで、オトリの弱りが早いからです。
増水で低活性の時など本当に気を遣いますね。

メタル系を使えば抵抗は減りますが、今度はオトリにダイレクトに雑な操作が伝わりますしね。
やはりある程度、糸フケの入る糸の方が操作はしやすいし、オトリも弱りにくいですね。

一番ポピュラーな釣りですが、結構難しい釣りなんですよね。

投稿: 豊川巴 | 2010年9月18日 (土) 19:30

>豊川巴さん

私も好きではありません。
とは言ってもここで書いたような釣り方はしていませんけどねww
目印と竿の感度を頼りに水中の様子をイメージしながら釣っています。

>糸フケの入る糸の方が操作はしやすいし、オトリも弱りにくいですね。

そう、今回言いたかったのはそこなんですよ。
ここにおいでのトーナメンターの方はそんなことは百も承知のハズで、一般の鮎師は分かっているようで分かっていない。
自分が楽なように釣っておられるだけなんですよね。

投稿: 渓人 | 2010年9月18日 (土) 20:16

引き釣りから入門した僕は、自分のやりやすいように金属種の糸を多用しておりましたが、
鮎のことを第一に考えないと、ということですね。。。

しかし、渓人さんと豊川さんの意見の一致が多いですね。流石です(^^ヾ

投稿: もも | 2010年9月18日 (土) 20:42

下泳がせ?
私にはよく分かりません(汗)
多分出来ない?やれない?考えていない?(笑)!

穂先が付いていっている範囲でしか釣りをしてないのかな?
うーん?泳がせって何でしょう?
と難しく考えれるほど、分かってないから・・・・・・今までどおりでOKかな(爆)!!

投稿: オレンジ隊員 | 2010年9月18日 (土) 20:48

確かに私も若干違います。
図のようなパターンも使いますが、多くの場合は糸フケの入り方のイメージが違うんですよ。
オトリより上流に糸の入水点が有り、上方にオバセが効いている状態をイメージしています。

だから糸フケが入る糸とは言え、オトリを確実に沈めたい。
そういう考えで細フロロか軽比重の複合メタルをこの釣りをする場合は選択する事が多いです。
ハイテクも選択肢でしょうが、これはO社の発売延期になった号数が出てから試してみますが・・・・・・・・・・

どちらにせよ、複合などを使うと今度はオトリが底で安定しすぎる嫌いがあるんですよね。
そのため、目印と竿の感度で反応を見ながら糸の角度を常に変化させてオトリにフレを出すような釣りもしますが、オトリを弱らせないよう神経が疲れますわ(爆

そのため、フロロの細糸が私的にはベストなんですが、これも魚のサイズによっちゃ辛いものがありますね。
0.15号まではそれなりに安心して使えるんですが、0.125号だと少し勇気が要りますわw

投稿: 豊川巴 | 2010年9月18日 (土) 21:10

私も多くの方が背針や錘を使用するポイントでも意地でもノーマルでねじ込みます。
結局底さえ取れたら背針も錘も邪魔なだけで釣果スピードの妨げになるだけだと思います。細仕掛に錘打つ意味ないですよねぇ
トラブル考えたら細糸に拘らなくてもって思います!
私の場合、下泳がせの時はほとんど止め泳がせになってますなぁ

投稿: 組員T | 2010年9月18日 (土) 21:22

>ももさん

友釣りの命はオトリです。
釣り人側が横着だったり強引だったりしてオトリに不自由させたり苦痛を与えてはいけません。釣り手側ができるだけオトリの負担を軽減し泳ぎ易くしてやる事が一番だと思います。
確かにメタルは容易に底に入りますが、オバセが効きにくいために泳ぎが悪いです。
それを掛けようとすれば更に技術が必要とされるのですよね。

豊川さんと私?両方間違ってたりして(爆爆

投稿: 渓人 | 2010年9月18日 (土) 21:55

>豊川巴さん

それは私の釣りを公表しろと言ってるのかな?
塩蒔くぞ~( ・o・)/・゜゜・。
ヒントはこれの1番1番でしょ
http://kaito-net.cocolog-nifty.com/blog/2010/09/post-85a6.html

水中糸の太さは魚のサイズにもよりますが、0.175までならどうとでもなるでしょうに。
そう言えば最近は0.125なんて使ってないな~(^^ゞ

投稿: 渓人 | 2010年9月18日 (土) 22:02

ゆで玉子持って行きますんで、それに振って下さい(爆

まあ、豊川を考えると極細糸は必須ですね。
0.15号だとイメージ通りに行きません。

鮎のサイズは安曇川と一緒ですから。

投稿: 豊川巴 | 2010年9月18日 (土) 22:31

>組員Tさん

ん。。。
意地でもってことは余裕がないですよね。
他の釣り人が背バリや錘を使ってるということは表層の流れは思う以上に早いハズです。泳がせってテーマですからノーマルはまず無理ではないですか?
今回は触れませんでしたが、背バリや錘での泳がせもありますし、その場その場に合った釣りをするのが正解だと思います。
私は普段からそういった場所は避けて通りますけどね(爆爆

因みに私は必要とあらば0.02にでも玉はかましますよ。
今度の藁科も有かもしれません。

投稿: 渓人 | 2010年9月18日 (土) 22:43

>豊川巴さん

ゆで卵って坂東英二かよ(^^;
そう言えばドラゴンズ。。。(爆爆

そんな時はあの糸であれを短くして、ああやって、こうやれば良いでしょうにww

投稿: 渓人 | 2010年9月18日 (土) 22:45

>オレンジ隊員さん

最終的にHPの方にまとめますので、来年は少しでも良いから練習してください。
もともと機動力のある方なんですから、なんらかのかたちが掴めたら釣果は倍増しますよ。

投稿: 渓人 | 2010年9月18日 (土) 22:48

確かに、あそことあそこをチョキチョキしてやればOKですけどね(爆

投稿: 豊川巴 | 2010年9月18日 (土) 23:05

渓人さんが錘を?
早掛け勝負などの余程の時ですよねぇ
(・_・;)
表現が悪かったですが結構,錘を多様する方ってどこでも付けっぱなしにされる方が多いので…
でも私の場合かなりの荒瀬でも錘は使わず外し易い極楽背針です。
竿の角度もベタではないので一応泳がせかなぁと…
(*^_^*)
それで安定しないときはそそくさと退散します
(/_;)/~~

これって結局川の流れを読めてないのか…
(ノ_・。)
ところで下泳がせの時だけでなく,たまに何をしても微妙に底を切って泳ぎ続けて掛りが悪くなる様な感じの時があるのですが囮が悪いとおもってますが,仕掛けがあってないのか?ある程度操作で改善出来るのか?
囮交換するのを躊躇う事がよくあります
(?_?)
渓人さんなら??

投稿: 組員T | 2010年9月19日 (日) 00:48

>豊川巴さん

チョキチョキってなんや~ι(´Д`υ)アセアセ

投稿: 渓人 | 2010年9月19日 (日) 06:50

>組員Tさん

早掛けで玉をつけてねじ込むようなポイントはやりませんね。
超硬の竿を使っての釣りなどは一日中つけっぱなしですし、錘ケースには2Bから入っています。と言えばお分かりでしょう。

普段から錘を使っている方は糸が太いのでしょうし、その人のスタイルなんでしょう。
荒瀬で極楽で泳がせ?そちらは石が大きいので底に入ってしまえばなんとかなるのでしょうね。

質問の答えですが、たまにってことは大方は大丈夫なんでしょう。
でしたら仕掛けがあっていないって事にはならないと思います。
浮いてしまうオトリであれば即交換ですが、私ならそんなオトリは放して直ぐにわかるので1mも沖に出ないうちに交換します。

投稿: 渓人 | 2010年9月19日 (日) 07:07

(((゜д゜;)))
1m…!!?
早っ!!
その素早さが束につながるテンポ…ですね!
泳がせすら極めて無い私は錘を極めるにはまだまだ早過ぎですな
(ρ_-)o

投稿: 組員T | 2010年9月19日 (日) 10:40

>組員Tさん

錘は難しいと思いますよ。
私も使いこなせないでいるので、出来るだけ避けて通ってます(爆爆

投稿: 渓人 | 2010年9月19日 (日) 21:49

下泳がせ???
『下でしか泳いでくれない鮎の泳がせ』とは違うんですか?こんな感じで交換したくても交換できないときはジワジワ下がるか例の『石裏症候群』の発作が起こります(沈)

投稿: きゃぷてん♪ | 2010年9月27日 (月) 20:05

>きゃぷてん♪さん

そんな時は鉛をかまして一番きつい流れに放り込みましょう(爆爆

投稿: 渓人 | 2010年9月30日 (木) 20:38

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