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泳がせ釣り その12

 そろそろまとめに入ろうかのと考えていたら、誘いは?なんていう人がいたので軽く触れておきます。
今回はこの誘いについては書くつもりはありませんでした。と言うのも今まで書いてきたことが実行できている人がどれくらいいるのか?いや、理解してもらっているのか?
この誘いというテクニックはオトリを刺激または急な動きをさせることによって野鮎にアピールするものです。いままで散々オトリの鼻は引いてはいけない、優しく扱えと言ってきた事に反します。
ですが、かかない訳にもいかないのでサラっと書いていきます。

 かつては一世を風靡したスパイラル釣法・カニ横釣法・稲妻釣法・竜巻釣法。。。
今の友釣り界に於いては使えるようなテクニックではない。古いとか間違っているというのではく、当時と比べて鮎が変わってしまったということ。縄張り鮎が減り群れ鮎や遊び鮎が増えた昨今ではこのような大きな動きの誘いがかえって魚を散らすことになりかねない。
それでも説明だけはしておきます。

【スパイラル釣法】 室田正氏
上に飛ばしたオトリの鼻先を持ち上げ横方向にズラす。
後方に向いた鮎は上流に向き直そうとするところで糸を緩めると上流へ泳ぎ出す。
これで鮎が円を描いたような動きをする。

【カニ横釣法】 村田満氏
これは引き釣りの場合に有効
瀬でオトリを1mほど穂先が曲がるほどやや強引に引き上げる。
そこで竿を止めるとオトリが竿の反発で上流へ上がりつつ、竿の角度が変わったので横移動する。

【稲妻釣法】
・竿を上下して縦のジグザグで誘う。 古川トンボ氏
・石裏をジグザグに引いて上がる。 村田満氏

【竜巻釣法】 古川トンボ氏
・鮎を一カ所に追い込みオトリを上から落としこむ。

なんのこっちゃ(^^;
結局は竿先での強引な操作に過ぎません。

最近の誘いは小さな誘いです。最も有効とされるのがオトリの尻振りです。

『自分よりもオトリが上流にある場合』
・竿を上下にして糸フケを増やしたり減らしたりする。
・目印を1つ2つと沈めて抵抗を増やす。
・後方より竿先でオトリの動きを止めては緩め止めては緩めする。

『自分よりもオトリが下流にある場合』
・竿を上下にして糸フケを増やしたり減らしたりする。
・目印を1つ2つと沈めて抵抗を増やす。
・若干鼻先を引く
・竿の角度を変え横ブレを演出する。

『自分の正面近く』
・糸フケを取って軽くオトリを吊り下げる。

Sasoi

これが私が最も多用する誘いですが、最近の縄張りを持たない、しかし何かのきっかけで構いに来る鮎には確かに有効です。
ただ、いつどこで使うかが問題になってきますので、どこでもかしこでも使えるような事はないです。

つまり、誘いというものは野鮎に対してアピールし見つけてもらう事。
更には追い気にスイッチを入れる事。
そして大きな縦の誘いは石の上についている鮎に対してのタナ合わせってことになります。

いずれにしても多用は禁物です。
っていうか危険ですから真似をしないでください(爆爆

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鮎・友釣り」カテゴリの記事

コメント

誘い?
鼻を引くのは得意です!(爆)!!
糸ふけの取り方・変化の付け方が難しいです。

自分のイメージと実際の動きに乖離がありすぎて・・・・・(汗!!
さあ、今日も実践練習してきます(笑!!

投稿: オレンジ隊員 | 2010年9月19日 (日) 05:23

危険?
それは釣れすぎ注意って事ですか(笑)

いやいや、なまじ加減を知らずに真似するとオトリが弱るだけですもんねぇ
色んなアクションがありますけどオイラとしてはあくまで野鮎に意識させる、オトリを見つけて貰うって
言うパターンだけですわ。
それより、その後がおいらにとって一番重要なんですが渓人さんは解っておられるでしょうし触れんとこ(爆)
今年の泳がせでの釣りですが「いってらっしゃ~い」の泳がせは良いんですが、ある程度の範囲での
見えている鮎に対しての泳がせは「アクション後」の姿勢&間を意識して釣りました(^^♪
でも、仕掛けも合わんと掛けれませんでしたけど(汗)

投稿: ぱた | 2010年9月19日 (日) 06:16

やはり誘いには2パターン有り、オトリの遊泳力を利用する方法と、オトリを強引に動かす方法ですね。

実際は泳がせるためにオバセ調整する行為そのものが誘いになっていると思うし、あえて誘いを積極的に掛けるのはお勧めできないですよね。

それでも誘いを身につけたかったら、皆さんオトリを殺して下さい(爆
強引なものから、わずかのものまで、自分で試して身につけるしか無い世界だと思っています。
それに、これはトーナメンターとして企業秘密の部分もありますからね。

ちなみに、私が多用する誘いパターンは・・・・・・・

言えやしない、言えやしないよ・・・・・・・
クックックック・・・・・・・(ちびまる子ちゃんの野口さん風

一つだけヒントは、動作はものすごく大きいですが、オトリを強引に穂先で動かすようなものでは無いという事です。

投稿: 豊川巴 | 2010年9月19日 (日) 07:12

メタボな私は竿尻をお腹に乗せて腹筋を鍛えながら穂先を上下に揺らして誘ってます
f^_^;
痩せても釣れてもいませんが…なにか?
(*´Д`)=з

投稿: 組員T | 2010年9月19日 (日) 10:54

誘いは2パターンだけ使っていますが、パターンに嵌まると気持ちが良いですね!
カニ横釣法とスパイラル釣法、名前だけ知っていましたf^_^;
解説、ありがとうございました。

投稿: もも | 2010年9月19日 (日) 15:47

>オレンジ隊員さん

空中糸を10~30cmほど上げ下げするだけですよ。
付知の大鮎はどうでした?
揖保川は2匹長寸で59.8cmが優勝だったようです。

投稿: 渓人 | 2010年9月19日 (日) 21:25

>ぱたさん

ぱたさんも泳がせ釣りはお上手ですが、何度か一緒して決定的な弱点を見つけました。
それが治らない内は私には勝てませんよ(爆爆

投稿: 渓人 | 2010年9月19日 (日) 21:27

>豊川巴さん

私は見釣りの場合のみスパイラルを使いますが、その他は例の誘いです。
確かに自分独自の誘いがあれば人が釣った後でも釣り残しを拾う事が出来ますね。

ん?秘密?
グワっていうやつですね。。。ヒーッヒシシシシーッ(チキチキマシン猛レースのケンケン風

投稿: 渓人 | 2010年9月19日 (日) 21:35

>組員Tさん

おおぉ~!!
私も良くやってます。
その時は腹式呼吸が良いですね( ^ω^ )

投稿: 渓人 | 2010年9月19日 (日) 21:36

>ももさん

パターンにハマるって言うかここぞって所でやっているので、嬉しいというよりは納得って感じでしょうか?

投稿: 渓人 | 2010年9月19日 (日) 21:38

複式呼吸釣方での釣果の差はお腹の出ぐわいかな…
ヾ(≧∇≦*)ゝ

投稿: 組員T | 2010年9月20日 (月) 06:54

モミとカニ、後者では私はスパイラルと違う方法でやります。前者はまだ自分の奥義には至ってません^^;

投稿: きゃぷてん♪ | 2010年9月27日 (月) 20:13

>きゃぷてん♪さん

私もあまり多用はしません。
だって、弱りますもん(爆爆

投稿: 渓人 | 2010年9月30日 (木) 20:41

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