鮎・友釣り

解禁!!

何が?って思われるでしょうね。

これです。

Yuuki

今年のサンテックのニューモデル「FIELD MASTER 裕輝 AR」です。
タイプは85と90の2機種で、早瀬パワーのセッティングとなっています。
上位モデルとは比べるわけにはいきませんが、これからステップアップしたい方や後半の良型の鮎用の竿が欲しい人にオススメです。
 私も昨年の秋にテストで使いましたが、これがなかなか具合が良かったです。
普段のテストでは無塗装の場合が多いのですが、この裕輝のテストでは塗装もされていましたので、持ち重り感も感度も製品と同じです。
普段は大型の鮎に競技モデルの竿で絞り込むには気が引けますが、テストなんでおもいっきり曲げてみようと思ったら早い段階で鮎が飛んできました。それも26~7cmの鮎がです!!
驚くよりも笑ってしまいましたね。
特に感じたのは、その粘りとパワーです。
それに相当曲げてもブレることなく、安心してやり取りができました。
オトリの様子も感じ取ることができましたので、感度も悪くはありませんでした。

パワータイプの竿を持っていない私も欲しいと思ったくらいの面白い竿です。

昨年までの竿は現行で、廃盤もありません。
近日中にはサンテックの取り扱い釣具店にもカタログが届くと思います。

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琵琶湖アユの産卵数2倍超

京都新聞より引用

 琵琶湖のアユの産卵数が10月中旬までで247億個と、過去10年間の平均の2倍に上ることが25日までに、滋賀県水産試験場(彦根市)の調査で分かった。例年より産卵ピークが遅く、11月上旬までにさらに増える見通し。試験場は、アユを食べるカワウが激減したため親魚が多く生き残ったことなどが要因とみている。

詳しくは京都新聞


平均の2倍って今年と比べてどうなんだろ?
今年よりも遡上が多いとなれば、それはそれで問題なのですが。。。

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産卵

 現場からの帰り道、川面を覗きこむとまだ鮎がいました。

下流にはサビサビの鮎が群れています。

そろそろ夕暮れがせまろうとする頃に産卵行動が始まります。

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水温は計っていませんが、いくら浅いと言えど素足では耐えきれません。

来年も遡上を期待しつつ川を後にしました。

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2010鮎総括

 昨日の有田川釣行で私の2010鮎も締めくくりました。
あっという間の4カ月間でしたが、皆さんはいかがだったでしょうか?

初期の低水温、これには参りました。
寒いのなんのって揖保川の解禁日も気温14度の水温が13度って渓流釣りじゃないって(^^;
しかし、その引原川も6月10日頃までは良く釣れました。
今年の最も良かったのは滋賀の天然遡上の湖産鮎でしたね。何処の河川も3桁は当たり前、某河川では水さえ良ければ200も楽勝、100なら下手糞って言われていたくらいです。
小さいながらも日本海側河川の天然遡上も多く、揖保川千種川が良くないのでこぞって矢田川に通われていましたね。
私は揖保川が釣れないだけに近くの小規模河川に行く事が多かったです。
湖産鮎を放流している河川が特に良かったです。これは湖産鮎が低水温に強いからだと思うのですが、良く釣れました。梅雨間の増水中でも小規模河川の何本かは濁りが出ませんでしたし、増水と言っても揖保川で釣り慣れているせいかそれほど釣り難い流れでもありませんでしたので、釣り人が少なくて逆に釣り易かったような次第です。
梅雨明け後の渇水には日本海側河川に天然遡上物を釣りに良く行きました。

 海産にしても湖産にしても天然遡上が有り過ぎた安曇川の広瀬と有田川。
これが、釣れませんでした。
数が多すぎて釣れない事もあるのだと言うのを思い知った年でしたね。
Y川も小型天然河川ですが毎年多すぎるので釣れないです。
しかし、広瀬は追っては来ませんが鮎は踏むほどいたので釣れました。
今年の釣行データでのBEST1は時速19.03匹の広瀬です。これは3試合での記録ですから如何に釣れたかが分かっていただけるかと思います。

データ的には釣行62回で総釣果2898匹は釣行記録をつけ始めて過去最高です。平均釣果も46.7匹と過去最高を記録しました。
それよりも私が重視しているのは時速釣果です。
62回の釣行でも試合であったり、1時間ほどしか竿を出さなかった日もありますので、正味の時速が気になります。
それが今年は驚異的な数字を出しました。

ナント!!時速10.202匹です。

念願の年間平均時速10匹超えです。
釣れる河川にばかり通えば不可能な数ではありませんが、今年に行った河川の全てのデータでの平均ですから自分では満足しています。
 逆に何故このような数字になったのかを自分なりに分析してみました。
昨年から三桁釣りが増えています。
これが意味するものは。。。
8mの竿です。
昨年はサンテックのCP2-80。そして今年はSFT80でした。
何故8mの竿で釣果が伸びるのか?
・軽いので一日中集中力が持続します。
・風が吹いても物ともしません。
・細かい操作が可能です。
・一節短いので感度がよいです。

 一番の理由は釣れる河川へ行ったことなのですが、小規模河川であっても8mであればどこでも竿は出せます。
釣れる河川へ行くと言うことは、釣れない揖保川に見切りをつけた事が大きな要因の一つです。
私のHPも揖保川人気を借りてここまでやってきました。しかしそれもそろそろ潮時なのかなと思い始めました。
で、来年は「揖保川友釣り情報」改め「兵庫友釣り情報」とでもしますか(爆爆
そうそう、時々揖保川の漁協から幾らもらってる?とか、年券ぐらいもらってるやろ?と聞かれますが、それは一切ございません。
でも、今の私を育てて入れたのは揖保川ですから擁護していた感も否めませんが、釣れんもんは釣れん!!
来年こそはなんて下手な希望は持たない事にしました。
その年、その時、その場所で釣れる河川へ行けば良い事。

来年も機動力を生かして年間3000を目指します。
さて、来年の三桁釣り可能河川は何河川になるか楽しみですね。
オフシーズンも色んな情報を書いていきますのでよろしくお願いします。

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気象と鮎

 長年、友釣りをしていると思わぬ入れ掛かりに遭遇する場合があります。

無風だったところに風が吹き、川面が波立った途端に入れ掛かりとか。

厚い雲での日光の遮り、水面を叩く夕立など経験があると思います。

上記は比較的に急な変化ですが、雨前の気圧の変化や台風の前日。

地震の前日なんかもそうですよね。

鮎だけに限ったことではないのですが、自然の中の生き物は自然に敏感ですね。

皆さんもこれ以外に何か経験がありますか?

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群れ鮎 まとめ

 今回、書いてきたものは揖保川や近隣河川の放流物の話です。
所謂、人工産であったり湖産の畜養や半畜の鮎です。やはり池で飼われているので特に群れやすい傾向にあるようです。
 これが天然遡上物であれば塊であったり団子での群れといった風なものは少なく、縄張りを持たないまでも個々で石に着いている場合が多く、「着かず離れず我関せず」といった感じです。
この天然遡上の物の群れに関してはまたの機会に書くこととします。

 話を戻しますが、放流河川で釣っている場合の釣果の多くはこの群れ鮎であることを常に念頭において釣りをするようにしなければならないです。
その為には群れがキリモミ状態となって苔を食む場所、回遊コースの見極めが大切である事。
それらを釣るには間違った竿を操作をしてはならない事が大切です。
 これらを理解した上で釣るには良いでしょうが、こればかりを狙っていては釣果も伸びませんし、第一に友釣り自体の面白味もなくなってしまいます。
ただ、放流河川ではこれらを攻略しないと釣果が伸びないのが現実です。

 昨今の放流物、特に人工産では食みもないような場所で釣れる場合があります。
潜って見ても鮎は見えるがハミ跡が一つもありません。普段は何を食っているのか、また何処を食っているのか理解に苦しむ場合も多々あります。
普段からこのような鮎を相手にしようとは思っていませんが、トーナメントを戦う上ではそれなりの答えも必要なのかなとも思いますし、今後の課題としたいと思います。

さて、いよいよ関西地区では和歌山方面を残し終わりに近づきました。
今年はシーズンが長そうと言っていましたが、急に冷え込みんだのと先日の雨で一気に終わりが加速しそうです。
揖保川でも良型の鮎が釣れていましたが、魚も移動したでしょうからどこで釣れるかもボケてしまいました。
オフシーズンにはまた色々と書いていこうかと思っていますので、知りたい事などありましたらリクエストください。答えられるだけの事が書けるかどうかは疑問ですが。。。(爆爆

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群れ鮎 その五

 今日は第2回下野CAP決勝大会が行われています。
1回戦は予選通過者(25名)、前年シード(3名)、テスターバトル勝者(8名)の36名で3ブロックに分かれて行われます。
通過者は各ブロック4名で、2回戦も3ブロック各4名から1名が勝ち上がって3名での決勝戦です。
さてさて、しっかりと下見をして釣れるポイントに入れたか2回戦まで駒を進める事ができたか。。。
5日前に書いていてもドキドキワクワクしてます。

 私は日ごろから見釣りが大好物だと言っています。
この場合の見釣りはほとんどが群れ鮎・遊び鮎と対峙しています。釣りながらだと一日中見ていても飽きませんし、時間帯によって群れ鮎でも色んな行動をしているのに気がつきます。
ほぼ一日中中層をフワフワしているもの、気が狂ったように餌を食んでいるもの。黄色い単独の鮎のくせに追いを見せないもの、突然暴れ出して群れ鮎をつれてどこかへ行ってしまう大馬鹿ものと色々です。
 こうやって見えていれば飽きることもないですし、我慢のしようもあります。
では見えない群れ鮎はどうするか?
瀬の中であったりチャラでは波気があるのでほとんどの場合は見る事ができません。そんな時はごく普通に上飛ばしの泳がせ釣りをします。
この時に重要なのは目印の変化です。急にスピードが速くなったり、目印が横ブレをし始めると群れの中に入っています。
スピードが速くなるのは群れ鮎を見つけて追いつこうとした場合や、群れ鮎のスピードが速い場合に起こります。
目印の横ブレは群れに馴染み群れ鮎に揉まれるために起こります。

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群れに馴染んだと思ったら竿先でオトリの動きを制御してオトリを左右にブラしたりUターンさせたりします。ただ、これも慣れていないとオトリを弱らせることとなったり、群れを散らせてしまうことになりかねません。
ですから、私の場合はオトリが群れに馴染んでからもしばらく放置しておいて群れ鮎の移動範囲を探ってみます。
そうしている内に掛ってしまう事もありますが、移動しているだけであればなかなか掛りません。そうは言ってもずっと泳いでいるだけではないので、流れの変化や底の変化のある場所ではキリモミ状態となって掛ります。
餌場の位置が把握できればその間を行ったり来たりしている内にポロポロと掛ります。

ここでも石の色、川の変化や底の形状を読みとることが出来れば群れの行動範囲も推測しやすくなることは確かです。

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群れ鮎 その四

 本格的にこの釣りに取り組み始めた頃は見釣りが出来る群れを探して釣っていました。
しかし、群れのど真ん中に入っているようでも釣れません。密集しているようでも野鮎同士の距離があるのか直線的なのか、全く掛らない事が多かったです。
そのような繰り返しの中で気がついたのが野鮎とオトリのタナの違いでした。

 群れ鮎釣りでもっと重要で厄介なのがこの泳層の違いです。
移動中の群れはオトリより上で、採餌中の群れはオトリより下にあります。所謂、タナ合わせというものが必要になってくるのです。
昔から鮎は底を釣れという格言もあるように、オトリは出来るだけ川底を這わすように泳がせろと教えられて練習してきました。
 しかし、2次元的釣りだった友釣りも群れ鮎の出現によって3次元化せざる終えなくなってしまいました。
ここまで書くと友釣りも面白くなくなってしまうのですが、そう言わずにお付き合いください。

イメージではこんな感じです。
どうです?私が高感度の竿を持つと水中糸に鮎が当たるのが分かるというのがこれです。
皆さんが鈎をケラレたと思っているのはこれなのかも知れません。

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 これを釣るにはオトリを群れ鮎の層まで上げないといけないのですが、あまりお勧めはできません。
①竿の操作でオトリにアクションを加えて垂直運動をさせる。
②オバセの量を増やしオトリを浮き気味にする。
③水中糸を太くする。

①は竿で鼻を引くためにオトリが弱り易い。
また、大きくアクションを加えると群れが驚いて散ってしまう。
②と③はオトリは浮き気味になるが、遊泳速度も遅くなるので群れ鮎の後ろをついて泳ぐだけで掛る事はない。
俺のオトリは弱ってるから浮いてるって?
これも同じで弱れば浮きますが、ついていくのが精一杯でしまいにはとり残されてしまいます。

掛り易い群れ鮎はオトリより下にありますので、仕掛けの調整次第でどうにでもなります。

 これらの鮎を釣るにはやはりメタルよりもナイロンの方が良いでしょう。
スピードコントロールやタナ合わせにフワフワ感と横ブレ。。。
ナイロンはこれが行いやすいですね。
回遊している群れ鮎もどこかでキリモミ状態の採餌行動をとるので、その場所と移動範囲を見抜く観察力が必要となってきます。

 釣り方の核心部は企業秘密なので書きませんが、仕掛け的にも技術的にも釣り方は何種類かあります。
見える鮎を狙って色々と試してみるのも良いかもしれません。

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群れ鮎 その三

 さて、皆さんがこれを読んでおられる頃には私は静岡は藁科川にいます。
ですので、コメントを頂いても26日以降のレスになるかと思います。
パソコンも持って行こうかと思っていますので余力があればって事で。。。(^^;
因みに藁科川では群れ鮎ではなく、遊び鮎でそれも天然遡上物の遊び鮎だと思います。これに対して如何に調整できるかが成績に響いてくると思います。

 私が群れ鮎を釣っていて、ありがたいと思う事があります。
群れから釣ってきた鮎は群れに馴染みやすいので次が早い。サイズによって群れが形成されているので大きさにバラツキが少ない。
この2点です。
これは数釣り派にとっては手返しも仕掛け合わせも簡単なので非常に助かります。

 ひとしきり群れ鮎の説明をしてきたのでいよいよ釣り方の解説に入ります。
「その二」でも書いたように、わざわざ狙わなくてもどこにでもと言って良いくらいに群れ鮎はいます。
ですので探すのは普通の川見で良いのですが、鮎がいる場所は川底の掘れた場所や馬の瀬、石裏と瀬の中でいえば流芯ではなく比較的に流れが緩やかな場所です。
流れにもよりますが移動距離はそれほど大きくなく、十m~十数mの間です。
 逆に浅トロや瀬トロでは流れが緩いが為に瀬落ちから瀬肩までと移動範囲は広いです。
トロや淵であれば瀬落ちか瀬肩に限られ、深い部分にはほとんどみられる事はありません。
 これらが見えれば良いのですが、瀬やチャラでも波があれば見難いですし、深い部分でも見えませんね。
こんな時は鮎が跳ねたのを確認します。
表現し難いですが、バチャっと直線的に跳ぶのではなく、パチャンと身をくねらせた様に跳んだ場合はその下には必ず群れ鮎がいます。
それら群れ鮎を釣るには泳がせ釣りが最も重要なので、それについては前項の泳がせ釣りを再度読んでください。

 シリーズ3章となりますが文字ばかりでそろそろ飽きてきました?
次は釣れる鮎、釣れない鮎。いや掛り易い鮎、掛りにくい鮎について説明したいと思います。

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図には掛る掛らないと断言していますが、左は群れ全体が直線的で移動している場合が多く、後々に書きますが誘いを入れた場合や群れが反転した場合にのみ掛ります。
右の群れは採餌中の場合が多く動きも活発で、ごく僅かな一定の場所を中心にキリモミ状?サイクロン状態で動いています。
普通に釣っていて掛るのはこのパターンの群れ鮎が多いです。


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群れ鮎 その二

 この話を進めるにあたって定義をしておかなければならないのを忘れていました。
「その一」で書いた群れの種類についての名称です。各人のイメージする呼び方は違うかも知れませんが、ここでは集団で移動しながら採餌を行っているものを群れ鮎。数匹がつかず離れずの距離で採餌しているものを遊び鮎。中層や表層で泳ぐものを鮎玉とします。
書き綴って行く上で表現的におかしくなったり、種類が増えることもあるかもしれませんがご了承ください。

【時期と場所】
 群れ鮎は解禁当初から最後までいます。
初期は瀬や瀬尻、淵などで多く見かけます。
中期以降はどこでも見る事ができ、特に梅雨明け以降のチャラに出てきた群れは格好のターゲットとなります。

 遊び鮎は初期は瀬の中の石裏や瀬脇の白泡部分にいたりします。当然白泡の中ですから見えていないので遊び鮎といえるかどうかはハッキリとしませんが、私が釣ってて感じるのはこの手の鮎です。
梅雨明け以降になると良く見かけるようになり、渇水期にはヘチや流れのよれた部分の比較的に流れの緩やかな場所に多くいます。縄張りを持っていない割には驚かせて散らせてしまっても比較的短時間で同じ場所に戻ってきます。
この鮎はオトリに誘いを掛けたり、同じような場所でフワフワさせているとスイッチが入って掛る事があります。追ってくるというよりは構いに来ているような感じです。また夕方の時間帯には激しく追ってくる場合もあるように感じます。

 鮎玉の鮎は放流したての頃や低水温時と冷水病が発症した場合に見る事が出来ます。
この鮎は中層もしくは表層に浮いている場合が多いので釣りの対象にはなりませんが、釣り方と仕掛けによっては掛ける事ができます。

 友釣りが誰にでも釣れていた時代には縄張り鮎も多く、一日やれば悪くても20匹前後は誰にでも釣れていたと思います。現在、河川内にいる鮎の95%は群れ鮎またはそれに近いものであると考えます。
逆に言えば縄張り鮎なんていうのは、ほんのわずかの数しか居ないですから釣果も少なくなっているという事です。
皆さんも橋の上から川をみる事があると思います。鮎は多く見えてもその中で縄張りを誇示し、追っている鮎は何匹見つけられますか?
 どうもこの群れ鮎って名前の響きからなのかどうなのか皆さんはお嫌いのようです。
しかし、皆さんの釣果の半分以上はこの群れ鮎のはずです。
瀬でオトリを一カ所に止めていたり、ふらふらとその近辺で泳がせていたりすると鮎が掛る場合があります。
これは回遊している群れ鮎なのです。そう、図らずとも群れ鮎を釣りそれをオトリにまた群れ鮎を釣っているに過ぎないのです。

「いや、釣れた鮎は真っ黄だった。」そう言われる方もあります。
縄張り鮎だけが黄色いのでしょうか?そうではありません。鮎が黄色くなるのはゼアキサンチンという色素によるものなのです。それが何に含まれるかというと鮎の主食である藍藻に含まれており、珪藻には含まれていません。
少しボケた川底や茶色いコケは珪藻です。この珪藻類を鮎が食い尽くせば藍藻が生えてきます。
この辺りはあまり詳しくないのですが、珪藻が生えていれば藍藻は生えにくいそうで、逆に珪藻が鮎によって食いつくされれば藍藻が爆発的に増殖するらしいです。
ですので、縄張り鮎は珪藻を食い尽くし、より美味しい藍藻を食っているから黄色くなるわけです。
では群れ鮎はどうでしょう?群れで底石が真っ白(石の地肌が見えるまで)に食っている群れもあります。そう、そうなると生えてくるのは藍藻なのです。よって群れ鮎であっても黄色い鮎になるわけで、縄張り鮎であるから黄色いということは当てはまらないのです。

 ついでですから餌の事についてもう少し書いてみます。
鮎の主食は珪藻と言われていますが、本来の主食はこの藍藻だと私は思います。
確かに以前は縄張り鮎も多く、今よりも川底は明るかったように記憶しています。つまりは藍藻を食っている鮎が多かったのです。ですので黄色い鮎が多かったと考えて良いのではないかと思います。
いずれにしても黄色い鮎が減ったのは縄張り意識の薄れと鮎の低活性化ではないでしょうか。

上手な人?いわゆる、釣果の多い人はこの群れ鮎を如何に多く釣っているかなのです。
中層に浮いた鮎の塊であるとか、流れのゆるい場所でのセコイ釣りなんてイメージは捨てて続きを読んでみてください。

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