河川・自然環境

大きなタヌキ?

 数日前から我が家の納屋と私の倉庫の床下に、大きなタヌキがいると家の子や近所の子供に言われてました。
昨夜のこと、納屋でゴソゴソと物音ががするので見に行ってみると。。。

え?

あ・あ・アライグマ?

折りしも名古屋ではCOP10が開催され環境問題が話し合われています。
以前から大きくなって飼えなくなったミドリガメ(ミシシッピアカミミガメ)や熱帯魚の放流の話には触れてきました。
四足では夢前川にもヌートリアはいるのですが、アライグマは初めてですヾ(.;.;゚Д゚)ノ
こいつは凶暴らしいので、暫くは様子を見て役所に捕獲檻を借りてきて捕まえるしかないようです。

捕まえたら報告します。

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クマ注意!!

 今年は夏場の雨不足によりブナ・ナラ・コナラが大凶作、凶作のようです。
主に木の実を食っているツキノワグマにとって餌不足は深刻なようで、人里に下りてくる可能性が高いってことです。
我々南部に住んでいる人間にとってはほとんど関係ない情報でしょうが、近年は熊がでないとされていた地域でも目撃例があるので近くの山にも居ないとも限りませんね。
 このような害獣を扱う機関として兵庫は青垣にあるのが兵庫県森林動物研究センターです。
実は我々と深い関係にある川鵜問題もここの管轄だそうですが、HPを見る限りではその項目すらないようです。
 この機関とは全く関係ないですが、今年に近畿各府県が集まってカワウの被害対策会?(会名は定かではありません)が行われたのですが、各府県は多くの資料や対策が書かれてあったにもかかわらず、我が兵庫県はペランペランの紙一枚の報告書のみで、今後の対策としても2行だけが記してあっただけでした。
もう暫くはカワウ対策も兵庫県に関しては期待できそうにもないようです。

さて、最新のカワウ状況です。
これは加古川下流と明石市内に限られますが、近年に消滅したコロニーとねぐらは削除してあります。

Kawau2010

 気になるのは今年になって新たに市川と円山川にコロニーが出現していることです。
今のところ両所とも50羽までと小規模ですし、円山川のコロニーに関しては広がりようのない場所ではあります。
コロニーの多くはまったく何もない場所にいきなりできるのではなく、サギのコロニーがある場所へカワウが侵入し共棲して繁殖を行います。最終的にはカワウがその地を乗っ取ってしまうことが多いようです。

 揖保川でも正確な数をカウントした者はいませんので定かではありませんが、真砂と屏風岩の「ねぐら」も拡大しているようにも見えます。
カワウの好物はコイ科のだそうで、実験ではウグイ5対コイ・フナ4対鮎1の結果が出ています。
それでも鮎の被害が大きいってことはコイ科の魚が減少しているのか、単に人工鮎が捕まえやすいのか。。。
後者であれば揖保川漁協は大量に鮎を放流しカワウを養殖してるってことになりかねませんね(爆爆

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全国河川ランキング

 昨日、国土交通省から河川水質の2009年全国ランキング(速報版)が発表されました。
揖保川はというと62位から74位と順位を下げていますが、円山川が114位から一気に10位まで上がっています。
調査場所を変えるとは考えにくいので大水の後だったのでしょうか?

近年は全国的にみても水質は徐々に良くなっている傾向にあるようですが、あくまでも数値的なものであって魚たちにとって棲み易い水であるかどうかは疑問が残るところです。

2009年全国ランキング(PDF)

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ゴルァ!!

だれじゃ~!!!

今日の夢前川某所です。
場所移動の為に通り掛ってビックリしました。
用水路からの落差で泡が出てるのですが、流入場所は特定できませんでした。
しかし、本川の水取り口からここまでは1.5kmですからその間の家屋、施設からの排水に間違いないはずです。

今のように下水が完備される以前は良くあった話ですし、いまだにここいらの爺さんばぁさんは増水すると橋の上からゴミを放ってますからね。
水路内の魚には影響が無かったようなので一安心しましたが、気をつけて欲しいところですね。

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夢前川のホタル

特にたいしたエントリーではないですが、毎年この時期になると近隣の人なのかホタル見物の時期をググってここにたどり着いている方が多いようです。
ですので、そんな方向けへの情報です。
例年だと5月の末から6月10日頃に観察することができますが、今年はホタルも1週くらい遅れているようです。
また、幼虫の頃に大きな水がでると翌年は数が少ない傾向にあります。
逆に適度な水が多かった年はエサになるカワニナが繁殖するのでホタルも多く飛ぶようです。

6月7日現在は
南は櫃蔵神社~前之庄辺りが見頃です。
新庄以北も見ることができますがピークは3~4日先です。

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見に来られる方は観察時は車に十分注意して、路駐は避けるようお願いします。
少々の数なら持ち帰っても良いでしょうが翌朝にはほとんど死にますので、現地で楽しんで帰ってください。

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いちご占い

新種の占い?そうではありません。

鮎という字は縄張りを占有するからとか、鮎自体を占いとして使ったからと言われています。
今の中国と昔の日本では「鮎」とはナマズのことを指すそうです。
それはさておき、その占いに使われていた鮎を占うには?ってことですが、渓人は自分の畑の苺と山の藤を指標にしています。
つまるところ私の占いというものは統計学であるので当たらずとも遠からずの結果が出ています。

さて、今年はというと例年なれば既に散っている藤の花も今が満開です。
約1週間は遅れているようですが、花自体も小さく色づきも悪いですね。
畑のイチゴも色づくのが遅く糖度も全く足りていません。

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例年なら平均気温が20℃近くあるのですが今年はGWをのぞけば最高気温すらこれを超えることはありません。
最近は鮎の解禁を前倒しにする漁協や調査で釣りに入れる河川、既に解禁している河川もあるのですがその情報を聞くとやはり良くないようです。
先日にUPしたこの鮎もここ数日の冷え込みで石を離れているのではないかと予想されます。
川を見ていないので何とも言えませんが、このまま冷たい北風が吹き続けると解禁当初は厳しいのではないかと予想しますがどうでしょう?


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ビツクリ

前回、揖保川の上流を見たのは2月の末でした。
最近、渓流釣りに行った知り合いが三方川は工事だらけと聞いて気になっていました。

山崎に用事があったのでドライブがてら行ってみたのですが、なんたるこっちゃ!!!

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基本的に護岸の崩れていた箇所には全てユンボが入っています。
いろんな事情があるのでしょうが、この時期になってから工事を始めるのはどうなんでしょうかね?
今年は雨が多くて工事も遅れ気味なので、4月末の完了は難しそうです。そうなると鮎の放流が遅れてしまいますね。


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よく降ります

2日の山崎五十波です。
水位は+130cm

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今年は過去の1月から3月の平均雨量よりも100mmほど多いです。
更に多く降った昨年の同じ時期と比べても10mmほどしか変わらないので、今年もどこかの時期で渇水になるのではないかと予想されます。

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鮎と雑魚

前回まではカワウについて書いてきたわけですが、実は今回のエントリーをするにあたってどうしてもカワウの被害についての現状を説明しなければならなかったのです。

鮎が育つには雑魚が大きく関係しているといった記事を見かけました。
それには、「オイカワやウグイとアユを混生させるとアユの成長は著しく促進し、アユ単独の場合は互いにマイナスに影響する。他魚種がカゲロウ・巻貝を摂食する事により、底生藻類が増加してアユが成長する。」といったものだった。
オイカワやウグイは鮎の食べない緑藻であるカワシオクサを食べてくれる。そして鮎の主食である珪藻・藍藻類を食べる川虫や巻貝を食べてくれるからなのです。
つまりは、雑魚が多くいることによって鮎の成長が良くなり、縄張りを持つ鮎も増えると言うことです。

私が揖保川に通い始めた15年くらい前には揖保川は黒く光った石を釣れと言われていました。
それは鮎が好み栄養価の高い藍藻が生えている石の色だったのです。それが今は川底の白い場所を釣るようになっています。縄張りを持たずに群れで食んでいるからそうなってしまっているのですね。


考えると思い当たる節もなくもない。
近年はカワシオクサの繁茂に↓↓↓

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トビケラの異常繁殖で↓↓↓

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鮎の成長が遅れるだけでなく、瀬に鮎が着かずにトロ場で群れている傾向にある。もしかしたら雑魚が減っているからなのかも知れない。
そうなるとカワウだけの影響でもなさそうで、人為的に川が整備され直線化された流れには変化がなくなり水深も均一化の一途を辿っている。河床が埋まり護岸された川には魚の隠れる場所もなくなってしまっている。
地元の方はここ数年で雑魚が激減したと言われます。

一時期カワウが減少したのも、再度増え始め雑魚が減っているのも、自然を自分たちが便利なように破壊してきた我々人間のせいなのは間違いがない。
壊したのが人ならば、できるだけ元の自然に近づけるのも人がやらなければならないことなのではないだろうか?
そして、我々釣り人は鮎が川に入ってからのカワウの行動を気にはするが、冬場にもカワウによって雑魚が減少していることを考えなければならないのではないでしょうか?

今年は夢前川にも3群17羽のカワウが毎日のように飛来してきます。
この記事のこともあり昨年の暮より2箇所で試していることがあります。
ひとつはテグスを張り離着水できないようにしていること。もう一つはカワウが餌場にしている場所に束ねた柴と笹を沈めて魚の逃げ場を作っていることです。
きっちりとしたデータはでないとは思いますが、私が違いを感じることが出来るほどの変化がでることを祈っています。

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シリーズ「河川環境」 カワウ3

さて、ここまではカワウの生活史や生息範囲を分かる範囲で書いてきました。
大きな問題となっている自然環境や漁業に対してのカワウ被害も、各所での正確な調査やデータがないのが対策をむつかしくしている要因ではないだろうか。
と、いうのも現在、カワウの分布や個体数を全国的に把握し管理を行っている行政機関はなく、食害問題が起こった際には都道府県が対応している。その都道府県ですら状況を把握していないようで、漁業関係者から駆除要請があれば許可を与えざるを得ない状況である。
漁業関係者も被害の詳細なデータを把握はしておらず、単に目に付くカワウの数が増えたから安に銃火器による駆除を申請している傾向にあるようだ。
揖保川でも銃器による駆除は行われたが、成果の程は皆さんが知る程度のものとなっている。

このように漁業には深刻な問題となっているカワウだが、一般の人にとっては全く興味のない話なので大きな話題にならないし、野鳥ファンにとっても関心の少ない鳥類であることが対策を遅れさせているのかも知れない。

各地で多く行なわれているのが、採食場所での「追い払い」やねぐら・コロニーからの「追い出し」だ。ところが、これらの対策は、逆に、カワウのねぐらやコロニーの分散を加速する要因にもなっている。
カワウはアユ、ウグイなどの漁業権魚種を食害して深刻な漁業被害をもたらすが、いったん入り込んだ流域から簡単に排除することは難しい。近年、カワウを単に銃で駆除したり追い払うという従来の方法に代わり、繁殖期に行う卵管理によって繁殖を抑制する試みが全国数箇所で始まっている。

殺さずに、追い払わずに頭数制限を行うのが理想なのではないか。
・繁殖地での偽卵による制限(偽卵を抱いている間は繁殖は行わない)
・魚類の保護(浮島・イカダ等)
・採餌してはいけない場所を作る(テグス張り・案山子・凧・その他のおどし)

鮎を食べると言われるが、実際はそうでもないようである。
しかし、揖保川のように人工産の鮎を放流している河川については被害は甚大化しているのは確かで、放流されると多くのカワウが飛来して採餌している。
解禁すると釣り人が川面に立つので飛来数は減る傾向にある。
そう考えるとサツキマスを放流し早期より本流の川面に釣り人が訪れるようにすれば幾らかはマシになるのではないかと勝手に思ってしまうところだが、カワウの採餌活動は早朝が多いのでそれも難しいところかも知れない。

思いつきのような対策ではなく、モニタリングしつつ年中継続した活動が必要であるのは明らかである。
ここにいろんな情報があるので関係者の方は勉強していただきたい。

日本の鳥類研究資料「WEBで読める資料集」ペリカン目ウ科
漁場をカワウから守れ!!(PDF)
栃木県水産試験場

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